...
―「夜明けの先に」の夢主で新婚三択―


「マダラ様、お帰りなさいませ…(あぁ、恥ずかしい…なんと申し上げれば良いのか……)」

「どうした、小夜?」

「……湯浴みをなさいますか? それとも…夕食をお召し上がりになられますか……?」

「そうだな……」

「そ、それとも……」

「……?」

「…………」

「どうした?」

「……私に……なさいますか?(あぁ…本当に恥ずかしい…)」

「…………。(可愛い奴だ…)」

「あ、あの……マダラ様?」

「お前に決まっているだろう。オレがお前以外の選択肢を選ぶと思うか?」

「……マダラ様…」


その後、小夜はマダラに抱かれながら寝室へと向かったのだった。



―「わすれなぐさ」夢主で新婚三択



「マダラ、お帰りなさい。」

「珍しいな、お前がオレを出迎えるとは…」

「ふん! 今日は、たまたまよ!(あんな事…絶対に言いたくないっ!)」

「そうか……」

「ちょっと待って! 一言だけ言いたい事があるわ!」

「なんだ?」

「(大きく息を吸って)……お風呂にする…?それとも御飯にする?」

「フン、それだけか…」

「それとも……」

「…………」

「わ、私にする……?(言いたくない!)」

「ほう、お前か…風呂か、夕飯か……」

「な、なによ!ちょっと…ジロジロ見ないでよ!」

「(小夜を抱き上げて)お前と風呂、両方だな…」

「えっ……!?それは、どういう…」

「直に分かる。風呂場に行くぞ」

「ちょっと!?何を考えているのよ!離しなさいよ!!私は嫌よ!」



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