小生カメラマン | ナノ

2-4








とりあえず二人を運び、やっとの思いでワイヤーを解いた二人はそれから突然電話が来て社長に呼び出されてしまった。


逃げてる最中も喧嘩してたけど・・大丈夫なんだろうか。





「あれ?バーナビーさん?」



巨像が動きを止めたとの連絡が来てすることも無く、
会社前の階段でカメラを抱えて座り込んでいたら先程別れたばかりのバーナビーさんの姿があった。




「呼び出しされたんじゃ・・?」

見上げているとバーナビーさんはわざわざバイクを止めてとなりに座ってくれた。


「あれはおじさんが呼ばれただけなんで僕は関係無かったようです」

「そうだったんですか」

・・じゃあ今は怒られてる最中かな?


「貴方は?」

「私はこの通り石像が動くまで待機中です」

「・・・そうですか」




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -