きみの宇宙に寄り添いたいから

まばたきすれば星屑がきらめいてわたしの足下までやってくる

それがきっとお迎えの合図

枯れきった森へと沈んでしまえ

食べかけの手紙を届けよう

地図なんてアールグレイに浸しちゃいな

コケティッシュテイルを追いかける





浴槽に浮かべた旅

珈琲の出ない本屋なんて存在するのかい?

街角に毛布をかけていけばすみっこだってさみしくないのさ

紙切れ一枚で神さまになったんだ

かわいい小鹿を泡にするまほう

きみの瞳にはあの虹色が見えていない

季節のねじ

くるくると歪んでいく



残されたひとがしあわせになる魔法をおしえておくれ

一粒も残さず忘れてしまうことさ



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