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▼2011/09/08 22:51

えと、その前に今回レースが行われた鈴鹿サーキットについて、ちょっと説明でも(´∀`)


@鈴鹿サーキット


三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットは1962年に、本田技研工業の創始者である本田宗一郎氏の命によって開設されたサーキットです。コースの設計者はジョン・フーゲンホルツ、運営はホンダの子会社であるモビリティランドが行っています。全長5807メートル、2本のストレートと11のコーナーを持つコースです。鈴鹿サーキットの特徴は8の字レイアウトによる立体交差でしょうか。デグナーカーブの出口と西ストレートのエンドが交差してます。

鈴鹿サーキットは現在F1が開催されてるコースの中だと、スパ・フランコルシャンと同じオールドコースに分類されます。近年開設されたマレーシアのセパンサーキット等は、人気のヘルマン・ティルケという設計者の手による物が多いです。特徴は安全性に配慮されてコース幅やエスケープゾーンが広いことでしょうか?鈴鹿サーキットは幅が狭く、それらのサーキットに比べてクラッシュの危険性が高いです。しかし一方でS字コーナーや130Rは難しく、F1ドライバーたちからはチャレンジングなサーキットとして人気を集めているようです。コーナーがいくつか連続して、セットで攻略しなければいけないのも難しい要因の1つでしょうかね。そんな鈴鹿ですが難点と言えば幅の狭さ故にオーバーテイクが少ないことです…orz


A公式予選

今回の鈴鹿、インターナショナルポッカGTサマースペシャルの予選方式はノックアウト方式です。SUPER GTの予選には2つあって、上位10組が1台ずつ走るスーパーラップ方式、そして上位11組→7組と3回に分けて行うノックアウト方式をサーキット毎にどちらかの方式に主催者が決定して行います。

Q1はピットウォーク後すぐに行われたこともあり、お昼ご飯を食べていたため見逃してしまいました。なのでQ2とQ3をグランドスタンドより観戦しました。それまでは曇りでドライコンディションだったのですが、Q2からは雨が降ってきて路面はウェットという予選になりました。GT300とGT500の混走→300占有(10分)→500占有(10分)の順番で予選は行われます。グランドスタンドはピットビルのせいで最終コーナーからメインストリート、1コーナーまでしか見えません。しかしピットビルの屋根に設置されたサーキットビジョンと、リーダータワーのおかげで予選順位がリアルタイムに分かります。突然のウェットコンディションではありましたが、ウィダーは小暮選手がハンドルを握って2位でQ2突破。同じくホンダ勢ではケーヒンとレイブリックがQ3に進出です。

Q3では更に雨足が増してフルウェットコンディション。目の前を通り過ぎるマシンの背後で水しぶきが立ち上ります。Q3を担当するのは、ロイック・デュバル選手。順調に上位に食い込んで行っていたのですが、残り3分を切ったところでアクシデントが!デグナーでスピンして、大幅にタイムロス。終了となる前に何とかもう一度アタックに入る事が出来ましたが…見ててヒヤヒヤしました(;^_^A結果は3位でフロントローを獲得!しかし今年は流れが悪すぎだよロイック。ポールポジションは現在ポイントリーダーのモーラGT-R。一番ウェイトを積んでるはずなのに…しかし流石は雨に強いミシュランタイヤと言ったところか。

それにしてもQ3はなかなかアクシデントが多かったです。どうやら菅生の魔物さんが、鈴鹿にまで着いてきてしまったようで…事件はデグナーで起きました。快調に走っていた#100のレイブリックがスポンジバリアに突っ込んでクラッシュ!フロントが大破してました。何とか赤旗中断にはならずに済みましたが、予選終了後にオフィシャルさんのトラックに乗せられてピットへと帰還されました。チームスタッフ総出でピットに入れられる姿は痛々しかったです(ノд<。)゜。


※予選リザルト(上位6組)
@S Road MOLA GT-R
AKEIHIN HSV-010
Bウィダー HSV-010
Cカルソニック IMPUL GT-R
DMOTUL AUTECH GT-R
ERAYBRIG HSV-010

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