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5分保たないかも……!!
ぐっと下半身に力を入れ我慢する。
「はっ……」
亀頭にぎこちない舌が這わされ割れ目に舌を入れる。
蓮路さんがカウパーを舐め、吸った。
危うく出すところだった。
無理してフェラとかしてもらわなくて良かったと心から思う。蓮路さんが慣れていたら、オレ、今絶対出してた。
今の蓮路さんはフェラの技巧はないに等しい。
それでも、気持ちいいのは相手が蓮路さんだからだ。
やばい、イッちゃう。
「蓮路さん」
蓮路さんの背中を触る。ビクッと蓮路さんの身体が反応した。
「さわんなっ」
涙目の蓮路さんが睨んでくるがいつもの迫力がない。
「感じた?」
蓮路さんは顔を真っ赤にして小さく頷く。仕返しするかのように歯をたてられる。
「痛いよ」
「バーカ」
蓮路は笑顔だ。
その笑顔の口に唇を重ね、反対に蓮路さんを押し倒す。
「5分たつよ?」
言いながらズボンをずり下げる。
「お前、ずるい」
蓮路さんのそこは精液まみれだった。
「ずるくないよ。蓮路さん、奉仕しながら感じてたんだ?」
そして、俺が背中を触ってイッた……。
「かわいい蓮路さん。好きにしていいんだよね?」
悔しそうに睨んでくるが、やっぱり迫力がない。
「5分たったし」
嘘だ。5分経ってないけど、今なら誤魔化せる。
「しょうがない。ベッド連れてけ」
「ここでしよ?」
精液にまみれた蓮路さん自身を見る。
「好きにしていいんだよね?」
まぁ、まだ大晦日何だけど。この際いいよね。蓮路さんも気付いてない。
「……スケベ拓海」
「スケベでいいよ」
低く耳元で囁いてやる。蓮路さんはそれに弱い。
「たくみ……」
ねだるように背中に手を回してくる。
スエットを下着と一緒に足から抜いて、蓮路さんの足の間に体を入れた。
一度出してしまっているのに蓮路さんは萎えてない。見ているだけでカウパーが出ていて蓮路さんの腹を汚している。上着も精液で濡れていた。
「脱ぐ?」
「いい……。早く……っ」
首を振り、ねだる。
可愛くて、思わずキスして蓮路さんのお尻を触る。それだけで感じるのか、太ももがビクビク痙攣していた。
さっき出した精液を潤滑油にして蕾を探る。つっと中指を差し入れた。抵抗もなく入っていく。
「は……っ」
蓮路さんの吐息。それにぞくりとした。
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