どうしてこんなにもイラつくんだろう。
加賀は自分の性器をしゃぶる草木に白濁を流し込んだ。
草木を見ているとイライラする。
「全部飲めよ、草木」
「うぐっ…」
涙目で草木は加賀を見上げた。
「色っぽいねぇ、草木ちゃん」
それを眺めている佐野。
「まだ終わってねぇよ、草木」
飲み込めなかった精液が草木の顎を伝い落ちていく。
「全部飲めって言わなかったか、草木」
「ごめっ…」
草木のかするような声。
もうすでに何度も犯され、何度も声を上げ、かすれた声になっていた。
「尻上げろ」
草木はびくりと震えた。
「さっき、フェラしたら終わりに、してくれる、って、言ったよね?」
控え気味な草木の声。
「さぁ言ったかなぁ?」
加賀はぐいっと草木の前髪を掴んだ。
「佐野が来たからなぁ。第二ラウンド開始だろ、なぁ佐野」
「そうだな、楽しませろよ、草木ちゃん」
草木が小さく首を振った。
「いやだ」
「お前に選択権はねぇよ」
草木を押し倒し馬乗りになる加賀。
首筋に舌をはわすと草木は加賀を押し返すように腕の力を入れた。
どこにそんな力が残っていたのか。
ホント、イライラする。
佐野が立ち上がってこっちへ歩いて来る。
しゃがむと草木の腕を縛っていたネクタイを外した。
「やるなら後ろ手で縛れよ」
自由になったもつかの間、再び草木は腕を縛り直された。
「はずして、お願いっ」
お願い空しく加賀に後ろを犯される。
「やぁ…はっ…」
草木の喘ぎ声に更に動きが早くなる加賀に、佐野は立ち上がって唇に唇を重ねた。
髪に手を入れ頭を固定し佐野は加賀の口腔を犯す。
「はっ」
加賀が吐息を漏らす。
ぐん、と草木の中で加賀が更に大きくなる。
佐野の目が満足そうにそれを捕らえ。
「あっあっあっ」
突き上げる度に草木は鳴いた。
いつの間にか佐野は勃起した肉棒を、ぐちゅくちゅになった草木の蕾へとゆっくり差し入れた。
すでに入っている加賀のペニス。けれど慣らされたそこは佐野をも飲み込んだ。