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「ぎゃ、ッ?!んぐ、っ、ァ!」
身体を反らして悲鳴を上げる。
痛いなんて生易しい言葉で表現出来る苦痛では収まらない。まるで熱々の鉄の塊で串刺しされているようだ。千切れるというより、真っ二つに裂けてしまいそう。
「いぁ、いたぃッ、ひィ、っ」
いくら慣らされたといっても何日も掛けて丁寧に拡張されたわけじゃない。成人男性の一般サイズを遥かに越えている凶悪な規格外サイズを受け入れられる程、俺の肛門は柔軟ではなかったのだ。
「ふ、ぐ、ひっ、ひッ、っぎぃ」
「…有希」
熱っぽい吐息交じりの声が耳を擽る。
噛まれた首も痛いし、ケツも痛いし、こんな扱い酷過ぎる。
「やだ、ッ、っ、う、ぇ、ひぅ」
「あー、狭ぇな。…気持ちいい」
俺の顔中は涙や鼻水や汗、そして涎でグチャグチャに汚れているはずだ。
それに本当の家畜に成り下がったかのような悲痛な汚い声で喘ぎ続けているというのに、神田さんは気にしていない様子。
「あ、ァ、ッ、っ、ぐ、ぁあァ」
「ふは、汚い面。でも、…すげぇソソる」
むしろそんな俺の姿に更に興奮しているようだ。
真性のサディストかつ最低な犯罪者野郎だ。
「も、やだ、やだ、やだッ、っあ…!」
「おら、全部入っちまうぞ」
「ひぃッ!っ、いやッ、ふぎっ」
そうだった。
こんなに痛いし苦しいのに、まだ亀頭部分しか入っていないんだった。
全部なんて無理だ。今ですら色々な意味でいっぱいいっぱいだというのに、本当に全部挿入されたら俺死んでしまう。
何とかして止めて貰わなければ。
だけど神田さんは首を横に振りながら号泣する俺の様子を見下ろしながら、浅い所でゆるゆると腰を動かし出した。
「あ、っひ、ま…待って、むり、ッ、むりだからァ」
「ああ、…クソかわいいなお前」
お れ の 話 を 聞 け !!
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