一万円・番外 | ナノ

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●内容・注意事項●
・三百万記念の「夢オチだってネタバレで(ry」の続編のような感じです。
・高瀬が若干Mです。
・仁湖が若干Sです。
・高瀬×仁湖です。
・高瀬は言わずもがな変態です。


上記の内容でも「大丈夫、むしろバッチコイ」という方のみ、スクロールして読んでくださると嬉しいです。








●高瀬side







「…仁湖っ?!」

「こら。高瀬、動いたら駄目だろ?」



一体どうしたのだろうか。
何故こんな事になっているのか、全然覚えていない。



「……何だ、これ…?」


俺は何故か両手を後ろで括り付けられ、身動きが取れないように固定されていた。それに上半身は裸。
その上、ズボンの前を寛げられていて、視線を下に向ければ、己の勃起した赤黒いペニスと陰毛が見える。

そして仁湖はというと、そんな姿をした俺を見て妖艶に微笑んでいるのだ。



「……に、こ…、」


身体が熱い。まるで薬を盛られたかのように…。
我慢汁がみっともなく垂れ、自分のズボンに染みが広がっていくのが分かる。



「…我慢出来ない?苦しい?」

「……ああ、我慢出来ねぇよ。」


だから早くこの紐を解いてくれ、と仁湖に頼むのだが、仁湖は一向に紐を解いてくれない。やはりこれはもしかしなくても仁湖が俺を縛ったのだろうか。



「仁湖…っ」

「時には我慢も大事なんだけどなぁ」


そう言うと、仁湖は再び笑う。
そして仁湖は自分の着ている服をゆっくりと脱ぎ出した。



「…俺が早く欲しい?」

「欲しい…っ」

「早く俺に、入れたい?」

「……早くぶち込みてぇよ」


仁湖の柔らかい手の平が俺のペニスを掴み、上下に扱く。慣れていない手付きがもどかしくも感じるが、仁湖に触られているというだけで堪らなく気持ちがいい。



「仕方ないなぁ」

「……にこ」

「素直な高瀬にはご褒美をあげる。」



座っている俺の上に、仁湖は向かい合わせで座ると、俺のペニスを掴んだ。


ああ、これでやっと仁湖の中に入れる…、



そう思った瞬間俺は目が覚めた。




「……………」


見慣れた天井。ここは間違いなく俺の家だ。
この場に仁湖が居るはずもなく、むなしいことに勃起したペニスがズボンをの中で窮屈そうにしている。



「…また夢かよ」


柄にもなく泣きそうになりながら、俺は仁湖が恋しくなり我慢出来ず、「テレフォンセックスでもしてみねぇか?」と電話越しの仁湖に言い、怒られたのは言うまでもないだろう。



END


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