『絶対に言わないで欲しいんだけどね』


練習の合間、ベンチに座っている俺の近くで話が盛り上がっているらしい名前とカイ。こういう言い方すると俺が盗み聞きしてるみたいだが、暫くその会話に耳を傾けていると『絶対にだよ』と何度かカイに念を押した後名前はこそこそと耳打ちを始めた。


『私…白竜って……』


まったく練習中に何を話しているんだ……というか……俺の話?


「あぁ!分かる!だって、……!」

『えー?本当?』


何だ何だ。何故俺の名前を出している。も、もしかして……




(白竜ってば究極究極って煩いくせにバカだよねー)

(あぁ!分かる!だって白竜の奴こないだカップラーメンお湯入れないで食ってたんだぜ!)

(えー?本当?)




………お、俺はシュウだけでなく名前やカイ達にまでバカにされているのか……っ!

どうしてだ。カップラーメンには絶対にお湯を入れなければならないというのか。普通のラーメンは究極に好きだがお湯を入れなくてもパリパリしてて…そうだ!方焼きそばみたいで究極に美味しかったぞ!









「何してるのさ白竜」

「はっ!」








-----------------------
落ちなし。被害妄想癖のある白竜。そんな話をいつか書きたいφ


<<






「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -