吹「雷門中サッカー部の部室(の片隅で二人だけ)で野球拳──!ドンドンパフパフ──」

『………帰る』

吹「ちょっと名前ちゃん!」

『やだやだ帰る!』

吹「駄目だよ僕と約束したじゃないか」

『約束なんてしたっけ……』

吹「したよ!夏になったら野球拳しようねって、去年の冬からの約束だよ!!」

『あれ?そんなに前からの約束だったっけ!?』

吹「忘れたふりは許さない!さぁ、最初はグー…」

『わーっ、ちょっと待って;!ここ部室だよ皆いるよ助けて一郎太!』

風「どうした名前」

吹「どうもしてないよ僕達は二人でお喋りしてるだけだよ君は早く元いた場所に戻りなよ幼なじみだからって下の名前で呼ばれて浮かれないでよ」

風「えええ;何怒ってるんだ吹雪の奴」

『あ──…うん…あの、さ……』

風「?」

『野球拳やるから皆に出て行くように言ってくれないかな?』

風「やきゅうけ…っ!?」

『あ!皆には野球拳やること言わないでほし…』

風「名前と吹雪が野球拳だとおおおおおおおおおおおおおっ!?」

『一郎太!!?』

豪「何!?名前が野球拳だと!?」

鬼「何!?野球拳は流石にまずいだろう吹雪;」

円「何!?面白そうじゃねえか野球拳」

ヒ「何!?じゃあ俺名前の服脱がせる係で!」

『ちょ、ひとり変態混ざってる』

風「とにかく駄目だ!名前の裸なんて他の奴に見せられるか!俺だって下着姿しか見たことないのに!」

吹豪鬼円ヒ「「!?」」

『へぇ……何それ、いつの話?』

風「あ!いや、たまたま見えちゃったっていうか何ていうか…と、とにかく!名前が脱ぐなら代わりに俺が脱ぐ!!」

吹「それはズルいよ風丸君!僕、風丸君の裸になんか興味ないし……」

風「最後ボソッと本音出たな!」

鬼「だが俺も風丸が代わりに脱いだ方がいいと思うぞ」

『一郎太…鬼道君……』

吹「僕は反対だよ!」

ヒ「俺も反対!」

『黙ってください』

吹「何と言われようが僕は折れない!さあ早く脱いで!」

『意味が分からない、全くもって意味が分からない!』

吹「だって名前ちゃんは自分の代わりに風丸君に脱いでもらうなんてやっぱりズルいよ!!」

『だ、だったら吹雪君も誰か代わりの人に脱いでもらえば…』

ヒ「え───っ!名前脱がないの?」

『だから黙れ変態』

豪「不憫だな」

ヒ「いいんだ…嫌よ嫌よも好きのうちってやつさ」

円「……」

『……で、どうするの?』

鬼「早くしないと練習も始まってしまうからな」

吹「じゃあ分かったよ……鬼道君キミに決めた!」

鬼「…ええ!?」

『鬼道君か……まぁ興味あるかも』

鬼「何がだ!?俺はお前を守るために…」

『はい吹雪君じゃ─んけん…』

鬼「おいおいおいおい!!待ってくれ俺に拒否する権利は…」

吹「ないよ☆あ、僕の負けだ、鬼道君脱いで」

鬼「ううう嘘だろう!?」

ヒ「鬼道君の裸なんて興味ないのに…しょうがないなぁ、名前、どこから脱がせる?」

円「ユニフォームからいっちゃおうぜ」

吹「あえてマントを残そうとは刺激的だねキャプテン」

豪「遠慮ないよな円堂は」

風「お前らも充分遠慮ないと思うけど」




『いや、ここはズボンからで』




皆「「名前(ちゃん)ェ……」」




鬼「や、やめ…うわあああああああっ!?」






***




数時間後




『ねぇ、鬼道の周りにペンギンが沢山いるんだけどどうゆう事?』







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こんな感じでよろしかったでしょうか?でも肝心な脱いでる場面がなくてすみません;あ、野球拳で見事に羞恥プレイをした鬼道は後でペンギン達に慰められてたら可愛い(笑)リクエストありがとうございました!


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