*短い *ぬるいグロ? *病み *捏造 その言葉はいつだって僕を傷付ける。それはもう鋭いナイフのように僕の心に突き刺さって、深い深い傷を付けては痕を残していく。 『また明日ね』 ぐさり。ほら、まただ。鈍い音を立てて僕の皮膚を貫いて、僕の肉を貫いて、やがては心臓までも貫いて。一体どれだけ僕を傷付けたら気がすむのかな。 悲しいよ、大好きな君に傷付けられて。苦しいよ、僕の身体は血だらけだ。でもね、ちょっとだけ嬉しいよ、大好きな君が付けてくれた傷だから。 また明日、そう言って微笑む名前。 『また明日会いに……フェイ?』 でも、また明日なんて言わないで。どうせ君も皆と同じ、明日になれば僕を忘れていくんでしょ? せっかく大好きな人が出来たんだもん。またあんな思いするのは嫌だな……。 嫌、だなぁ。 僕は無意識のうちに名前の首元に手を伸ばしていた。 愛と哀の延長線 (その先には) (何が待ってるというのだろうか) ----------------------- また明日、にトラウマがあるフェイ。 (121122) << |