『ふーおる』ってなんぞ



要するに風騎士の擬女化。
大まかな設定は『風樹』に準拠する二次創作の二次創作みたいな捏造増し増しの痛いアレ。
貧乳の『ふーちゃん』と巨乳の『おるたちゃ』の二人合わせて『ふーおる』

管理人が女性向けより男性向けの方が得意だったりするせいで何だかんだ擬風より描く機会が多かったりする。



【概要】
本名は『エストリア』
『風樹のエストリア』が便宜上の愛称『ふーちゃん』に定着。

表向きは真面目で穏やかな“好青年”だがその内面は妄執と諦念に支配され“目的さえ達せられれば自身の生存はそれほど重要ではない”と思い詰めている節があるなど極めて歪な献身性と危うさを持つ。

【風樹来歴】
七年前のブリティス陥落で家族を失い没落して以来兄の名前を名乗って暫くは国内を転々とする暮らしを送る。
その間庇護を申し出た相手に手込めにされるなど散々な目に遭いながらも、父の仇討ちの為に性別を偽って身を寄せた反ザビロニア組織で頭角を現す。
“円卓の騎士の遺児”という肩書きに期待されて反乱の旗印となるが、行方不明の皇子が何れ起つまでの代行でしかない事を察していた“彼”は戦いの中で内面を歪ませながらも表向きは穏やかで非の打ち所の無い人格者として振る舞っていた。
皇騎士の蜂起とラナール奪還の報を聞き『自分の役目は終わった』と糸が切れた様に組織から姿を消すと、その後御前試合観戦の為にティンタージェルへ来ていた仇敵デギンの誅殺を企て失敗、捕虜となる。
皇騎士に手ずから救われ臣下となってからは優秀な副官として周囲からも信任を得るが、当人は主君へ対して単純な恩義や忠節とは異なる複雑な感情を抱えていた。

【裏事情】
反ザビロニア組織である程度の立場を得るまでは裏で女性としての処世も行っていた為性的な事にはあまり抵抗が無い(曰く「女ってそういう“道具”でしょう?」)が妊娠だけは極端に忌避する。
ティンタージェルに囚われている間は拷問の名目で数名のザビロニア兵から凌辱を受けた為暫くの間は気が気では無かった様子。

『たねをまく』では旅の道程で主君である皇に告白され、女と悟られたものと早とちりをしてカミングアウトするも、当の皇は男でも構わないと思い詰めての行動だった為お互い困惑。
性別を理由に陣営内での立場を失う事を恐れ、皇の口を封じる為に夜伽役を申し出る。
しばらく体だけの関係を続けていたが恋慕の情を封殺しきれなかった皇が暴走、孕ませる(娶る)目的で強姦紛いの寵愛を連日賜る羽目になり、それはブリティス城奪還前夜まで続く。


【オルタ】
『エストリアのオルタ』から便宜上の愛称『おるたちゃ』が定着。

エストリアが子供の頃から夢に度々現れる自分そっくりの少女。
お互いにお互いを想像の友人だと思っているが別々の世界線で『異なる選択』をされた同一人物である。
分岐は七年前のブリティス陥落で、以降夢で邂逅する度に二人の外見と性格はかけ離れていく。
成長期に困窮していた“風樹”がトラウマ由来の偏食とストレスも重なって髪は褪色し発育不全の為に痩せた少年の様な体格であるのに対し、
優しい家族と幼馴染みに囲まれて貴族の子女として何不自由無く育った“オルタ”は健康で快活な誰の目にも魅力的な女性へと成長。
その落差に自分の現状を重ね合わせて劣等感を募らせてきた“風樹”だったが、ある日“オルタ”の婚約を知り“本来自分が得ていたかもしれない幸福の可能性”に打ちのめされる事になる。
ティンタージェルで男達から散々弄ばれて朦朧とする意識の中で垣間見た夢の中での事、婚約相手は皇騎士、というのが更に追い討ちとなった模様。


【おまけ】
SNSでは上記以外に現パロで双子として描く事も多い。
その際は貧乳の方が姉とかいう世の不条理以下略。




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