Beyond MAX




「克哉・・・ッ、もう、無理だ・・・ッ」

「まだまだいけるはずです、孝典さんなら」

「本当に・・・もう・・・ッ」

「大丈夫。息を吐いて・・・そう。ゆっくり動いて・・・」

「はぁ・・・はぁ・・・。クッ・・・限界だ・・・!アッ!」



「・・・はい!腹筋終了〜。次は背筋ですね」

「克哉!スパルタすぎるぞ!」

「だって、孝典さんが言い出したんですよ?
最近、忙しくてスカッシュもできないから、筋トレだけでもしようか・・・って。
いい運動になったでしょう?」

「ああ。明日の業務に、支障が出そうな程にはな。
大体、君の現役時代のノルマを、いきなりやれという方が間違っていると思うが」

「それでも、全部やる所が孝典さんらしいです。ふふっ。負けず嫌いなんだから」

「・・・・君に言われたくない」





「あれ?御堂部長、今日は何だか、動きが少しおかしいような・・・」

「・・・藤田、筋トレをしたくはないか?」

「え!?いきなりどうしたんですか?」

「良い講師がいるんだが、今度紹介しよう」


藤田くんを道連れに、鬼コーチの元に修行に行く部長。


私自身の筋トレがあまりに辛かったので、思わず御克に変換して、一人で萌えてました(末期)

けどきっと、御堂さんは私の比じゃない回数を、ノマに扱かれたと思われます。
ノマミドに見せかけての、ただの筋トレ話でした。
何がしたかったかというと、腹筋はしんどい!と声を大きく言いたかった。
それだけです。

こんなおバカなお話にお付き合い頂き、ありがとうございました!


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