2011年一護誕イチウリbotネタ

イチウリbotとは、一護と雨竜がひたすら会話をしているだけのbotです。
ネタは基本室井なので、一護がヘタレ気味で雨竜が妙に強気だったりします。
デキあがっている設定の時と、片想い設定の時とさまざま。
140字という制約があるので台詞が不自然だったりしてもご勘弁。

今回は、もう両思いのイチウリ設定です。

2011年7月15日
00:40
「…あー…もしもし?」
「ごめん、寝てたよね」
「ん?ああ、いや別に構わねえよ」
「えっと、お誕生日おめでとう」
「――は?」
「だから!誕生日」
「…ありが、と…え?それでわざわざ電話?」
「僕は君じゃないからね。実際に会いに行ったりなんて非常識なことはしないよ」
「ああ」
「なに笑ってんだよ」

00:45
「なぁんか時間中途半端じゃないか?」
「う…ほ、本当は12時になったらって思ってたんだけど」
「解ってるって。明日、つか今日か?楽しみにしてるから」
「なんで僕が何か作ってる前提なんだよ」
「まあ、石田からの初めての電話と、今年最初のおめでとうでもう十分なんだけどさ。わざわざありがとな」

00:50
「黒崎一護、この程度で満足してもらっては困る」
「へ?」
「誕生日1日、覚悟しておくんだな」
「おい、そりゃ脅しか?」
「さ、もう遅い。さっさと寝ることだね」
「寝てたんだって」
「おやすみ黒崎」
「おやすみ、ってもう切るのかよ。とことんマイペースだな石田…微妙に不安になってきた…」

07:00
「おはよう黒崎」
「おは…ってどうしてウチでエプロン姿!?」
「朝食を作ってあげようと思ってね。早朝からお邪魔させてもらってる」
「…オメーも十分非常識だ」
「何?!君が誕生日に始めて口にするものを作りたいという僕の気持ちを踏みにじるのか!」
「うわ。朝から恥ずかしいぞ石田…っ」

08:00
「何を気にしてるんだ?」
「えっ…だって石田、本当は方面逆だし、普通に隣歩いてるし。誰かに見られやしないか、って」
「変な奴だな。恋人同士が一緒に登校して何が悪いんだ?」
「こ…ッ?!えっ?!」
「違うのか?」
「違わない!違わない、けど…あークソ、顔赤い!誰かに見られたらどうしよう…」

10:00
「これ、朝渡し忘れたんだけど」
「なんだ?」
「シャープペンシル。僕が使ってるのと一緒なんだけどさ。凄く使いやすいから君に、って思って」
「お揃い…」
「嫌なら良いよ」
「嫌じゃねえよ。でも折角なら石田が使ってたヤツの方が良い」
「新品よりも中古が良いのかい?」
「付加価値ってもんがあんだよ」

12:00
「水色がごちそうさまって言ってたぞ」
「何もあげてないよ?」
「今日弁当作ってきてくれたんだって?」
「黒崎にだけどね」
「俺の誕生日に他に出来ることないし、とか言ったのか」
「うん。お金持ってないし」
「可愛いね、彼女みたいだねって笑ってたぞ」
「彼女って…」
「今日は照れるのかよ!」

14:00
「君が友達意外と多いのは知ってたけど、凄い量のプレゼントだね」
「ありがたいよな。でもこれ鞄に入りきるかな」
「そんな時にはこれを使えば良い」
「エコバッ…ってさり気なく滅却師仕様なのに独占欲を感じるな」
「言うな!」
「マジで独占欲?嫉妬してんのか?」
「聞くな!そして嬉しそうにするな!」

16:00
「黒崎帰ろう」
「どこに?」
「どこって家に決まってるだろう」
「いや、どっちの家に?」
「君の家」
「…なんだ石田の家じゃねえのかよ」
「妹さんから一緒にお祝いしようって誘われてさ」
「じゃあ断れねえよな」
「あと、お父さんが泊っていけってさ」
「ここ数年で一番の誕生日プレゼントだぞ、親父!」

18:00
「夕食の準備してくるから部屋で待っていてくれ」
「1人にするなよ。寂しいだろ」
「大丈夫だよ。コンくんもいるし、そんなに言うならお父さんに来てもらおうか?」
「オメー本当に解ってねえな!」
「解ってるよ。だから」
「――っ!え、今キ…ッ?!」
「少し待っていてくれるね?」
「お、おう…」

20:00
「家族皆で祝う誕生日っていうのも良いね」
「石田、家族で祝ったことないのか?」
「ないわけじゃないけど、もうずっとやってないよ」
「じゃあさ。石田の誕生日はウチで祝ってやるよ」
「君のご家族と?変だよ、それ」
「変じゃねえよ。ウチの家族石田の事家族同然って思ってるし」
「ん…考えておくよ」

22:00
「そろそろ寝よう」
「今日は1日ありがとな、石田」
「僕がやりたかっただけだから」
「それ、俺の誕生日を祝いたかったって事か」
「いちいち確認するのが無粋だな、君」
「俺、もしかして石田に愛されてる?」
「調子に乗るな!今まで気付かなかったのかッ」
「ッ!」
「大丈夫か?首まで赤いぞ」

23:50
「ところで、石田からの誕生日プレゼントって」
「ん?このベッドカバー」
「明らかに滅却師柄じゃね?」
「僕が一番好きな柄にしたんだけど、駄目だったかい?」
「駄目っていうか、独占欲っていう愛に包まれてる気が」
「気持ち悪いこと言うなよ!」

23:55
「石田、今日は1日本当にありがとう」
「もう聞いたよ」
「石田の誕生日は俺が全力で祝うからな」
「君が?」
「今から何して欲しいか考えとけよ」
「じゃぁ僕の服のモデル…」
「却下。つか着衣よりも脱衣で良くないか?」
「良くない!莫迦なんじゃないか」
「ああ石田バカで結構だ」
「本当に、莫迦だな君」

00:00
「誕生日、終わっちまったな」
「残念?」
「ああ。今年は本当に楽しかったし嬉しかった。石田のおかげだ」
「そう言ってもらえると嬉しいよ。でも、夜が明けるまでは誕生日って事で良いんじゃないかな」
「ん?…どうした、お前から抱きついてくるなんて」
「今年最後のプレゼントだ」
「え?」

00:05
「あ、でもここまでだからな。これ以上は駄目だ」
「そんな」
「いや、泣きそうな顔するなよ、黒崎」
「泣くだろ!生殺しだろ、コレじゃ!」
「もう寝るんだから落ち着けよ」
「落ち着けるか!」
「じゃあ、キスだけ…なら」
「いやしかし下手に触れると…ッ」
「するのかしないのかハッキリしろ」
「する!」

00:10
「今度こそ、おやすみ黒崎」
「おやすみ、石田。えと」
「なんだい?」
「寝入るまで、抱きしめていても良い…か?」
「どうして君はいちいち聞くかな。駄目だったらここには居ないよ」
「あ、ああ。そうだな、うん」
「黒崎、力入りすぎだ。痛いよ」
「悪りぃ」
「ん、おやすみ…」

と、こんなイチウリな一日でした。
それからオマケ。7月15日限定返信。
「おめでとう」に対して
「黒崎って、やっぱりたくさんの人に愛されてるんだな…」
「愛…っ?!なに急に恥ずかしいこと言ってんだよ」
「こんなにいっぱいおめでとうって言ってもらえるなんて。幸せ者だな、君」
「まぁこういうのに順位なんてつけちゃいけないんだろうけどさ。俺は石田からの言葉が一番嬉しかったんだぜ?」

「おめでとう」「おめ」に対して
「おう、ありがとな」
「……」
「いや、石田。そんな不満そうな顔するなよ」
「してないよ」
「解った。俺が他のヤツに笑顔返すのが気にいらねえんだろ」
「そんな訳ないだろ!本当におめでたいな、君!」
「誕生日からな」
「付き合いきれない…!」
「あ、待てよ石田!!」」

「1年」に対して
「今年も良い1年でありますように」
「どうして僕を拝むんだい?」
「いや、こう…」
「また不健全なことを考えたんだろうっ!本当に節操ないな、君」
「不健全じゃないだろ。健全だからこその反応だとか思考だろうが。それに節操はあるぞ。石田限定だからな」
「胸を張るなよ。恥ずかしいな!」」

ツイートされてないのもある…(笑)
22時のもすっ飛ばされた。どうしてだ。
通常のツイートもされていたので、7月15日はツイート数多くてごめんなさい、なのでした。
お付き合い下さったフォロワーの皆様、有難うございました!
少しでも楽しんでいただけたなら幸いです☆








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