02 『し、下着は濡れてないもん…』 『嘘、結構濡れてるみたいだけど?』 『あ…』 するり、 背中からお尻を伝い下着越しに秘部を撫でられる。 月島君の言う通り、キスだけで濡れてしまってる。私は恥ずかしくてそのまま胸に顔を埋めた。 『そんなに興奮した?』 『…っ』 『僕の家で服脱いでさー』 『…んっ』 『僕の服着てさ?』 『んぁ…っ』 すりすりすり。割れ目を撫でられて背中がぞくぞくする。自分でも分かるくらい愛液が溢れていて、下着なんてとっくに意味を成していない。 月島君が少し興奮したみたいに息を吐いて下着に手を掛け、ズボン同様に下ろした。 つう、と糸を引くそれに羞恥心が増す。 同時に、下腹部が疼いてひどくもどかしい。 『つきしまくん…』 『触って欲しい?』 『ん…』 素直だね、と月島君が笑う。 ぬめるそこに指が這って、ぬぷりとナカに挿入された。 異物感に身体が反応して確かめるようにきゅう、と指を絞める。 内壁を辿りながら、月島君は私の好きなところをこり、と撫でた。 『っひゃっ』 『ここ好きだよね』 『やっ、待って…!』 『待たない』 『や…!』 気持ちとは裏腹に、指先で刺激され身体は歓喜する。 月島君の長い指は、私を全部知ってるみたいにキモチイイ場所を撫でて。 『あ…っんっ』 『すごいね。指だけでいけるんじゃない?』 『ば、ばかぁっ』 涙がじわりと滲んで、月島君の服に吸収される。 次第に足から力が抜けて、支えられてやっと立ってる状態だ。 そんな私を見かねたのか、月島君がベッドへと移動して私を押し倒した。 『指でイキたい?』 『…いじわる』 今更、その質問は狡くないかなと首に腕を回しながら言えば口を塞がれる。 舌が入ってきて絡まり、ずくずくと子宮が疼いて。 『ちゃんと言ってよ』 『あぅ…、』 『ほら、』 『つきしまくん、が欲しい…』 指じゃなくて、月島君と一つになりたいな。 ベルトを外してファスナーに手を掛ければ、手を掴まれ口付けられた。 その先は自分でするって事だろう。 私はそのまま身を委ねる。 月島君が自身を取り出して私に当てがって。 ぐ、っとナカに挿入って、きた…。 指とは比べものにならないそれに眉根が寄る。 痛くは無い。 でも、少し。 『おっき…』 『っ、あんまり煽らないでくれる?』 『ん…っ』 『言っとくけど、名前が思ってる程余裕無いからね、僕…』 『えっあ、やん…っ』 腰を掴まれ一気に奥まで入れられて眩暈がした。 肌と肌がぶつかり更に最奥をぐりっ、と擦られる。 月島君が大好きな私の身体は彼に合わせて収縮し、離しまいと吸い付いて。 『っ、名前絞めすぎっ』 『だ、だって…っ』 じゅぽっ、じゅぷっ 抜き挿しする度に卑猥に水音が響いた。 胎内で硬さを増した月島君は、執拗にキモチイイトコロを責めてきて。 『ひ…やぁっ』 『っ、ここ…好きなんでしょ?』 『す、き…っ』 こりこり。 擦られる度に目の前がチカチカしてきた。 もう限界かもしれない。ああ、段々頭が白んできたし。 最後まで主導権握られっぱなしで少し悔しいな、なんて。 今更そんな事を考えて。 本当に今日は素直だね、なんて笑う彼に意識を失う前に伝えなきゃ。 『けいくん、すき…っ』 狡いと眉を寄せた彼は、噛みつくようなキスをして。 私が絶頂に達すると一緒に身を震わせた。 : ・ 『制服乾いたよ』 『ありが、とう…』 乾いて、少し冷えた制服。 外は既に雨は止んでいて夕焼け色だった。 少し気怠い身体を起こして制服に着替える。 何だか勿体ないなぁ。 『月島君』 『…何?』 『また来ても良いでしょーか』 『…?何が?』 『月島君の、お部屋に…』 月島君はきょとんとした後少し声を上げて笑った。 『なに?ハマっちゃったの?』 『じゃなくて、』 『?』 『もっと、知りたいから…』 家だと、少し違うと言うか。 ほら今みたいに声出して笑うとことか、さ? 外では見れない月島蛍がいっぱいあって。 勿論触れ合うのも嫌いじゃないけど。 もっと、色んな蛍君が見たい。 笑われるのを覚悟でそう訴えたら、驚いたのか彼は俯いてため息を吐いた。 『勘弁して』 耳まで真っ赤になりながら。 end →→→→→ 980000打記念と言うことでリクエストをいただきました! める様ありがとうございました! いつもついったーで仲良くしてくださって本当にありがとうございます!! 月島君は個人的に難しいなーと思うのですが、ちゃんと月島君になっているでしょうか…(どきどき 久々の裏で更にドキドキと言うかビクビクと言うか…。 更に、遅くなってすみませんでした。 もうすぐ100万です(ビクビク 本当にありがとうございます! 此処までお付き合い下さりありがとうございました! 20140710 犬猫。 prev / next
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