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※真月警部(ベクター)/ばりあん主/ふぇら
前回の続きっぽい。(つまりギャグ)
ちょっとえすえむ的な表現有り。
『いい加減観念したらどうだ?』
『っ』
『全く、往生際の悪い奴だ…』
『んっ』
ぎりっ。
手元の紐を引けば、奴を縛るそれが肉に食い込んだ。
こすれた部分の皮膚は真っ赤になって、所々擦りむけている。
痛みは有るのだろうが…生憎口は轡によって塞いでいるので声は出せない。
私としても痛々しい声など聞きたくはなかった。
『ほう…君たちも人間体になればこの程度で傷付くのだな…』
擦れた部分を撫で、奴の反応を伺う。
人間の姿を模した其奴は、まるで本当の人間の女の様に弱々しく震え、涙目になり、また恍惚の表情を浮かべていた。
『ふむ。なるほど』
『…?』
『君は今喜んでいる様だな』
『っん!』
全く、バリアンの癖に。
君は変態のようだなと笑いながら紐を引く。
力無く横たわる奴の体に食い込む紐は、確実に快感を与えているようで。
『ん、ふ…』
『なんだ、イきそうなのか?』
眉をハの字にし、私を見つめる其奴は"悪のバリアン"には到底見えないただの雌の表情をしていた。
物欲しげな顔をして私を見つめる。
『話す気になったか、』
『…ん…』
『良いだろう、一度チャンスをやろう』
轡を外すとねっとりと唾液が糸を引いた。
はぁはぁと酸素を取り入れるその口からは赤い舌が覗いていて。
『しんげつけーぶのがほしいです…』
と言葉を紡いだ。
『…私が聞きたいのはそんな言葉ではない』
『あ…っ』
『忘れたのか、私は刑事。君を捕まえる警察だと言うことを』
『ん、』
前髪を掴み、顔をこちらに向ける。
今は人間の女性の姿をしているが、奴は悪しきバリアンだ。
些か乱暴な手段でも…致し方ない。
『ほら吐け、君達の本拠地を!』
『ん…っ』
『君だってこれ以上縄で締め付けられたくないだろう!』
皮膚からは血が滲んでいる。
痛々しいが…彼女は涙を浮かべて尚、
『けぇぶ…』
『…何だ漸く…』
『早くけーぶの…おちんちんくださいっ』
なんと言うことだ!
此奴がこんな奴隷みたいな!はしたなく、雄を求める雌犬の様に媚びるだなんて!
一体!誰が!思っただろうか!
『いいだろう…』
ごくり、固唾を飲みファスナーに手をかける。
ジーっと重い音を立て開いたそこから一物を取り出し、奴に向けた。
『私に此処までさせるんだ…勿論満足させてくれるんだろうな』
『はひ…っ』
髪を掴んだままの手を引き寄せ、顔に一物を押しつける。
涙で濡れた顔は、次第に私の体液で汚れていく。
はぁはぁと荒く呼吸する、小さく開いた口にあてがえば奴ははふ、と何の抵抗もなくそれを咥えた。
『は…っ』
『ん、ぅ…っ』
じゅぷじゅぽと卑猥な水音が響く。
舌を巧みに使い私を喜ばせる為に必死になっている…凶悪と言われたバリアンも、こうなってしまうと唯の雌でしかないな。
『どうした、もう終わりかっ』
『ん、ふぅ…』
『私を満足させてくれるんだろう?』
『ん…っん゛…ぐっ、』
両手で後頭部を掴み押し込めば、苦しそうにしながらも吸ったり舌で擦ったりと懸命に動いている。眉を寄せて涙目で、敵である私の雄を咥えながら…懸命に。
『っ、良いだろう。頑張ったご褒美だ…このまま射精してやる』
『っ…!!』
『そうかうれしいか…全く君と言うバリアンは…』
そのまま頭を引き寄せ最奥へ。
咽喉がきゅぅうと絞まる。
っ、たまらない。
『私が出会った中でもっとも淫乱なバリアンだ…!』
:
・
『げほっ』
『…は、』
ペニスを取り出すとなまえが噎せて口からビチャビチャと白い液体が出てきた。
オイオイ俺の貴重な精液吐くなよォと笑えば、すっげー睨まれた。涙目でぜんっぜん怖くねーけどっ。
『死ぬかと思ったぞ』
『オクチだけでヨガってたなまえちゃんとは思えねー台詞だな』
『う、煩い…!それに縛るとは言ったがこんな傷だらけになるなんて聞いてない!』
『それはオメーが暴れるからだろーがァ』
『ドルベにまたしつこく問いただされる…』
『アァ?』
どうしようとため息を吐くなまえに心底イラッとした。
オイ、他の奴の事とか考えてんじゃねーよ。
『なまえ』
『なに…っ、おいベクター!?』
『まさかこれで終わりではないよな?』
『なに言って…!』
『私を満足させてくれるんだろう?』
ニヤリと口元をつり上げ、彼女を押し倒す。
そうだ、"真月警部"はまだ満足していない。
『せっかく捕まえたバリアンだ…』
『べ、べく…』
『最後まで楽しませてもらおうじゃないか』
『っ、』
『ほら、足を開け』
『や、べく…、しんげつけーぶっ』
その日は結局出なくなるまでナカに出して満足しました、まる
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アンケートの真月警部夢。
続きで申し訳ありません(´・ω・`)
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