11月22日 『先輩先輩南沢先輩』 『…なんだよ』 『そんなに嫌な顔しないでくださいよ』 『別にしてねーようざいなって思っただけだ』 『ひどい!』 『で?なんだよ』 『あ、あのですね!今日は何の日でしょう?』 『11月22日?』 『そうそう』 『11月22日』 『え、それが答えですか!?面白くないですよ?』 『別におもしろさを狙ってねえよ』 『面倒くさがらないで下さいっ!』 『面倒くさい』 『ひどい!』 『あーはいはい、「良い夫婦の日」とか?』 『知ってた!』 『…そんな驚くことか』 『だって、先輩が良い夫婦とか…!』 『笑う要素有ったか?』 『ご、めんなさ…ぶふっ』 『…』 『いひゃいいひゃい!』 『ぶっさいくな顔』 『ひ、酷いです!頬を思い切り引っ張るなんて!』 『なんか餅みてー』 『それはほめ言葉ですかバカにしてんですか』 『50:50』 『…』 『ムクレるなよ更にぶさいくになるぞ』 『ひどい…!』 『うそ、』 かわいい。 『…!…!』 『真っ赤…』 『だっ!せっ!』 『日本語喋ってくれないと分からないな』 『だって先輩が変なこと言うから!』 『へぇ?可愛いは名前にとって変な事なんだ?悪かった、もう言わないよ』 『っ、もー!意地が悪いぃい!』 『ねー南沢先輩、』 『なんだよ』 『面倒だって思っても、相手してくれる先輩が好きです』 『あ、そー』 『…照れてます?』 『別に、』 『先輩すきー』 『…俺も好き、』 『え!』 『ばーか』 end そんな照れ沢先輩。 11月22日(良い夫婦)の日小説。 犬猫(´・ω・`) prev / next
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