みかんせいじんさんたい
『お母さんがみかんおくってくれたー！』
『おお、』
『有り難いがいくら何でも多すぎないか？』
『ウチにはチビの大食いが居るじゃないですか』
『痩せだろそこは!!』
『それにみかんってついつい食べちゃうからー』
『無視か!?あ!?』
『足が黄色くなるぞ』
『気をつけまーす』
『話を！聞け!!』
((おこたでみかん))
『倉間倉間ー』
『あー？』
『見て見て！南沢さん！』
『ブッ』
『は？』
『マジックでみかんに南沢さんの顔描いたんです』
『…ビミョー』
『えー！』
『目ですぐ南沢さんって分かっ…いってー！痛いです蹴らないで下さい南沢さん！』
『ちょっとコタツ内で暴れるのやめてよ…』
『名前、マジック貸せ』
『はい？』
『これが良いな…』
『？』
『…？』
『ほら、倉間』
『ブファッ』
『ひでぇ！』
『倉間簡単スギワロタｗｗ』
『草生やすな！くっそ、ムカつく…！』
『えー何々？』
『…名前』
『…ぶっ』
『やだなにこれかわいー!!』
『っ！うっせーな！』
『倉間、兎描いて！』
『兎…』
『きゃぁああかわいいー!!』
『お前…小学生女子みたいな絵描くのな…』
『うるさいっす…』
【倉間君と南沢さんと仲良く暮らす話03】
『これ可愛いから並べとこーっと』
『おい止め…あ？』
『…倉間みかん小っさ!!』
『み、南沢さん！』
『流石です南沢さん！』
『どーも』
end
絵心は勝手な妄想です。
南沢は"案外下手そう"だなと思い、倉間は"小学生みたいな可愛い絵"を描きそうだなと(笑)
南沢さんはあえて小さいのを選んで描きました。
倉間に対する嫌がらせは天才的。
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