大野
特設会場に到着したときにはちゃんと横に居たはずなのに、気づけば居なくなっている。どうしてなのか彼は試食をよく勧められる。そのことにびっくりしていたが、後半はむしろ試食を貰いに行くつもりでショーケースを眺めている確信犯っぷり。食べた感想は大概「美味え」「これ翔ちゃん（メンバー）が好きそう」などという。試食は食べるが、一切買わない。
お酒が入ったチョコレートを試食したためか合流したときには若干酔っぱらっててふわふわした笑顔を浮かべている。それがとてもかわいい。「お酒飲んだの？」に対して「飲んでない」とずっと言ってる。
別れ際にこれ旨かったからと言って私にチョコレートを手渡す天然のジェントルぶり。あげる側だと思っていたので貰えるだけでめちゃくちゃ嬉しい。すき。


櫻井
まず初めに彼がすることはイベントのガイドブックを手に入れるところから始まる、と思う。
仕事で共演する女性陣にどこが美味しいのかをリサーチするため、手に入れたガイドブックは参考書の如く付箋がびっしりついている真面目っぷり。「買いに行くから教えて欲しい」と素直に聞くため、聞かれた女優さんは「え、櫻井さんが買いに行くんですか！？」と驚く。「いや〇〇（私の名前）と、」と言って頬を赤らめる櫻井を見て女優さんは微笑ましく笑う。当日をめちゃくちゃ楽しみにしている櫻井さん。
前日までに当日の押さえておくべき店をことこまかに教えてくれる。その時間はまるでテスト前日の追い込みのような空気感で若干ピリピリするから私は苦手だったりするごめん。
当日、櫻井さんは自分の仕事は終わったと思っており荷物持ちでもするかと思っていたが人の多さにまさかの人酔い。戦力外でベンチで待機することになるよわよわっぷりが憎めない。いつも何万人の前で歌ってるんだよ！と言いたくなる。好き。
ダウンしてる櫻井さんを、会場を彷徨う大野さんや二宮さんが見つけて、親鳥が雛鳥に餌を与えるかの如く試食のチョコレートを持ってきては彼に与えるためなんやかんや今日を満喫している。水は安定の松本さんがくれる。「〇〇（私のこと）にこんな姿見せたくなかったのに」と凹んでいる。かわいいよ！


松本
最初こそ一緒に回るが固まりすぎると周りに迷惑がかると思い一人離れる。日頃まじまじと見る機会が少ない為ここぞとばかりにショーケースを見つめている横顔はとても真剣で店員さんは惚れてしまう。
顔を赤らめた店員さんに話しかけられるも、話し出すと止まらない松本はこれって…、とチョコについて質問をしまくる。そのギャップにお店の人が少し困ってる。なんでも気になる松潤。とてもよい。
そんなことをしていると、突然知らない人「オー！ジューン！」と声をかけられたかと思いきやドラマ収録でお世話になった本場のショコラティエ（イベントで来てた）に遭遇。
ショコラティエとの話しが盛り上がりチョコを大量買いしてしまう。それから他のパティシエに囲まれながらチョコレートについての知識を深める真面目な彼。その後は「このデザインライブのイメージに使えるかもしれない」とチョコをパッケージ買いして後日会議にかける。どこに行っても仕事人間な松本は合流したときに両手に紙袋を下げている。「ちょっと買いすぎたかな」と私に笑ってる。そんなことないよ、かわいい。


二宮
ふらっと離れては忘れた頃に試食を手に戻ってきて口に入れてくる。最初は戸惑っていた私だが途中から二宮さんが来ると口を開けるようになる。パブロフの犬状態。常日頃こうやって甘やかされるから困っています。
しかし、彼がふらっと離れる時には他のメンバーのところに行くことが多く、ベンチで待機してる櫻井の元に行っては彼の足元溜まる荷物を乗ってきた車へ運んで帰ってくる働きっぷり。見えないところでちゃんと働いてる人、えらい。
「俺頑張ったからさ、ご褒美頂戴」とねだるけど、私は頑張ってくれてることを知らないので「もー、ニノはなんにもしてないでしょ」と言われてしまうごめんね。でもその返事こそ彼の予想通りなのが少し切ない。そこも含めて好き。


相葉
最初から最後までずっと、隣に居て荷物を持ってくれる。今日一日は買い物を楽しんで欲しい、あくまで自分は荷物持ちだと思って隣に居てくれる。会計を済ませ店員さんからありがとうございます、と紙袋を受け取ると隣から優しく「持つよ」と声をかけてくれる紳士ぶりにときめく。
相葉さんは気になるお店を見つけても今日は我慢だと、思っている。そんな時に「あっち気になるから行こうと」気づいた私に声をかけられてズキュンとしてテンションが上がる。かわいい。
「今日はずっとありがとうね」と私に言われて「こちこそ（ずっと横に居れてよかった）」と言ってくれる。私のことが好きなのに、私は気づいてない。もどかしい、好き！




※バレンタイン当日は購入の大変さを知ってるメンバーは噛み締めながら私のチョコレートを食べてくれる。来年はネットでよくね、とニノに言われてみんな無言でお茶を飲むことになる。しかし来年もみんなで行く。


なんか好きしか言ってないな。
とにかくみんな私を好きてくれなお話でした。