だけどあなたは先生



近付きすぎた距離感

成績の良い彼女は補習を受けない

自習の理由は君の顔を見たくないから

共に歩くのに理性が邪魔をするのは
下心があるからで

名前を呼ぶ度に育っていったなにかとか
見ないふりをした君の笑顔とか

大人と子供の境界なんて
有るようで無いものだ

短いスカートの中は欲望にまみれて

彼女は階段上で微笑む小悪魔

結局はただのだと言いたいのだ

なかったことにした告白と彼女の涙と

卒業してもお元気で。さようなら。
(君はいつまでも先生のかわいい
教え子です)




つまるところ、僕らの関係は
教師生徒でしかなかったわけで
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