首筋にいまでも遺る冷たい熱
優しい愛よりも、狂おしいほどの熱を求めただけ
キスは永遠を奪い去って
貴女の為なら流れる血の一滴までも
月夜のワルツ、鏡に映して
僕を包む光よどうか、
消えないようにと
或る
愛
の物語
せめて最期の瞬間だけでも、
僕を憎んでください
心臓に突き立てたナイフは愛の証として
死んだらこの身は雪となり、
貴女の髪に口付けよう
昔語りをしましょう、ある愛の物語を
■或る愛の物語 首筋にいまでも遺る冷たい熱 優しい愛よりも、狂おしいほどの熱を求めただけ キスは永遠を奪い去って 貴女の為なら流れる血の一滴までも 月夜のワルツ、鏡に映して 僕を包む光よどうか、消えないようにと せめて最期の瞬間だけでも、僕を憎んでください 心臓に突き立てたナイフは愛の証として 死んだらこの身は雪となり、貴女の髪に口付けよう 昔語りをしましょう、ある愛の物語を
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