お前はまるで何も知らない無垢な処女のように笑う

毒々しいほどの赤い口紅は、最初で最後の彼女の自己主張だったのだろう

涙だけで安い芝居を打つつもりはない

行き場のない怒りを受け止めてくれた君

天国と青春

オッドアイを煌めかせた白猫は僕に向かって不敵に笑んでみせた。

君の絶望と引き換えに彼女をくれ

貴方のいない世界はとても淋しい

がむしゃらに恋をしたあの頃

止まないの、降り積もるから




君の恋が実る頃、僕は世界に別れを告げている

終末を手繰り寄せた預言者

一生分を夢の中で過ごしてもいい

死体と私の関係を教えましょうか?

明けない夜が欲しいと望んだ子供は、今日も朝焼けを呪いながら眠りにつく

トラツグミの悲鳴

それは僕が死んだことに対する悲しみの涙なの?それとも、

君を受け止めるだけの覚悟は、あの時の僕にはまだなかったんだろう

慰めてくれとは云わない

止まない雨が僕等の熱を奪って弾けた




月明かりの下で願いごと

星を食べたカラス

星に乗って行方不明

悪意の矛先

果てる前に囁いて

政略結婚に愛がない!

太陽のような微笑みにすべて溶かされてしまいました。

世界一憎んだひと

恋を知らない君のために

狡さが愛しい

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