会話文のみ。
センゴク、ガープ、つるの場合
「こ、これ、もらってください…!」
「なんじゃこれ?」
「…おれ達のプレゼントのために給料で買ったのか」
「ごごめんなさい」
「センゴクさん、よしてやりなよ。せっかく買ってきてくれたんだ。…可愛いスカーフとピアスだね。ありがとう」
「いいえ…よ喜んでいただいて嬉しいです…」
「ヤギのぬいぐるみだと…!?」
「ぶわっはっは!リンゴ、明日からこの煎餅と茶を持ってこい!」
「はい、セ、センゴクさん。気に入りませんでした…?」
「…普通に見て、おれがこんなもの持ってて引かないか?」
「あ、あたしはいいと思って買ったんですけど…いりませんよね…すいません、センスなくて」
「い、いや!そうは言ってない。会議室に飾る!」
「よよかった。皆さん、いつも見守っていただいて、ありがとうございます」
「リンゴー!訓練に行くか!」
「えっ、引っ張らないで下さいよー!しし失礼しますッ」
「…センゴクさん、私達も毒されてるね」
「おつるさん、それ以上は言うな」
それから会議室にはヤギのぬいぐるみが似合わず置いているとか。
デロと海兵達の場合
「デデロさん、た煙草です。」
「ああ?くれんのか」
「その、いつものお礼です」
「さんきゅー、お前も海兵かァ。最近どうなんだ?」
「…も黙秘します」
「あ?」
「ひいッ!こ恐いです。あ、あの、海兵さん達も食べてください。いつものお礼です」
「わざわざありがとな!」
「いえ、ここちらこそいつも励ましていただいてありがとうございます…」
「弱音はかねェようにおれが直々に鍛えてやるよ。なァ、リンゴちゃん」
「ひひいッ!助けてください…」
ボルサリーノ場合
「き黄猿さん、いつも優しさをありがとうございます」
「おォ、リンゴちゃん。わざわざありがとうねェ」
「こっこちらこそ!いつもハンカチありがとうございます。あ、あとお買い物付き合っていただいてありがとうございました。すす凄く楽しかったです」
「楽しんでもらえたなら何よりだよォ。またワンピース買ってあげるねェ」
「そそそんな!…黄猿さんにはもらってばかりです」
「いいの、いいの〜わっしがしたいだけだからァ」
「…(泣きそうだ)」
「泣かないの〜」
サカズキの場合
「サカ、サカズキさん!いつも叱ってくれてありがとうございます」
「なんじゃァ、いきなり。…これは?」
「感謝のプレゼントです…あの、初給料いただいたんで」
「まだ給料もらっちょらんかったんか。それでわしのプレゼントを?」
「は、はい…皆さんにお世話になっているので」
「自分のものは?」
「(怒ってる、これは)か、買ってません」
「…何のための給料じゃァ!」
「ごごめんなさい…!その、初給料は皆さんに使いたかったんです」
「…どうしようもない奴じゃのう。これはありがたく使わせてもらうぞ」
「は、はい!嬉しいです」
次の日、胸にはリンゴからもらったブローチを着けてたとか。
クザンの場合
「クザンさんッ、これ、あのプレゼントです。いつも慰めてくれて、そばにいてくれてありがとうございます」
「ちょっ、なにこれ。なんのサプライズなの?」
「初給料で買いました…アイマスクです、よかったら使ってください」
「ごめん、ちょっと待って」
「…?」
「感動してんの。いやーリンゴちゃんがまさかそんな粋なことしてくれるなんて、オジサン油断してたなァ」
「えへへ」
「…ちょっとこっちおいで」
「うぐっ、苦しいですよ…!」
「…こっちこそ、この世界来てくれてありがとう」
「え、何か言いましたか…!」
「ううん、何でもねェよ」
その日からアイマスクは離さない青雉がいたという。
感謝、感謝。いつもありがとう。