「ねえーこれわかんないんだけど」

「…何故3年の貴方が2年の私に聞きに来るんですか?おかしいでしょう」

「いやーひろしならわかるかなあって」

「わからないことはないですが」

「おぉサラッと自慢したね」

「帰って下さい」

「嘘ですお願いします」

「いいでしょう。ここは───…」

「うおー!光の速さでわかった!ひろしってば天才じゃん説明わかりやすすぎ!」

「…はぁ」

「あっ、今無邪気で可愛いなーって思ったでしょーそうでしょー」

「違います、あきれてるんです」

「ひろし、今日一緒に帰ろうね」

「なんですかいきなり」

「お礼になんか奢ったげるよ、でも赤也とかブンとかいたら厄介だから2人でだよ」

「…仕方ないですね」

「やった!ひろしとデート!」

「(可愛いだなんて死んでも言いません)」
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