【4】のサンプルになります!R18


「セックスをしたくない理由も分かります。同じ男ですから、処理したい気持ちも分かります。だからここで良い考えがあります」
「は、」
「俺が口で処理します」
 何て事のないように言うから認識するのに時間が掛かってしまって、間を置いて言葉の意味を理解すると顔を盛大に歪めてしまった。
「…は?」
「大丈夫、先生は俺にしゃぶられて気持ち良くなってくださるだけで良いんです」
「しゃぶ、」
「ほら、俺この後の授業出なくてはいけないんでしょう?6時間目は出ますから手短に済ませてしまいましょう」
 何が出なくてはいけないんでしょう?だ!恩着せがましい言い方に、俺は腹が立ってしまう。
「大丈夫です。先生はただ立っているだけでいいんですよ。俺が勝手に済ませますから」
 ジェノスはすとんと何の迷いもなく片膝を付いてしゃがみこんだ。お前極度の潔癖症じゃなかったのかぁ?そしてそのままためらいも無く俺のスラックスのボタンを開けようとする。
「おいおいおいいいい!!!」
「何です?」
俺が慌ててジェノスの手を止めさせると、不思議そうに俺を見上げてくる。
「口で、っておい、そんな…」
俺が戸惑っていると、ジェノスがハッと気付いたような顔をして聞いてくる。
「先生まさかフェラ初めてですか?」
「う、」
図星である。
 体育準備室でセックスをする時は溜まりすぎて早くしたいってジェノスが焦るから、前戯も程ほどで、すぐに突っ込まれてしまう。だからふぇ、フェラなんてされたことなかったし、今までの彼女にもさせたことない。
「嬉しいです!一杯俺の口で可愛がってあげますね」
嬉々とした声でジェノスが言うと、慣れた手つきでボタンとを取ってチャックを開けられてしまった。
「うわ、だ、ダメだって、こんなとこ」
「大丈夫です、ここなら人も来ませんし」
「で、でも」
「先生が大声で善がらなければ大丈夫ですよ」
「善がらねえよ!!!」
つい大声でツッコんじまって、俺は慌てて手で口元を押さえた。
「ほら、黙って」
ジェノスが咎めるように言い、何で俺が怒られなくちゃならないんだと思いつつも、つい口を噤んでしまう。
ジェノスは俺の下着のゴムを下にずらすと、何の躊躇いもなく性器を取り出してしまった。何だかんだ言いつつも、フェラという単語に期待してしまっていたのか、性器は既に若干硬くなっていて、俺はカアと顔を赤らめてしまう。ジェノスはクスリと笑って、俺の性器に顔を近づけていった。ぺろりと熱い舌が亀頭を舐める。猫みたいに舌先で軽い接触を繰り返されると、背筋がゾクゾクとして俺は唸ってしまう。
尿が出る穴にまで舌先を入れられて、ぐりぐりと突っ込まれると、思わず天を仰いだ。
「や、やめ…あ、」
「んぐ、」
 舌を伸ばしながら亀頭を舐められ、竿の部分を数度擦られると、あっという間に完全に勃起した。
止めさせたいのに、体が動かない。むしろこれから来るであろう未知の快感に身を委ねたいと思ってしまった。
ジェノスが先端を口に含む。濡れた口内は熱くて、死ぬほど気持ちが良い。唇で包み込まれ、前後に動かされると、情けない事にそれだけでイッてしまいそうになる。俺どんだけ欲求不満だったんだよ。
恐る恐る見てみると、俺の性器をしゃぶっているジェノスの表情があまりに色っぽくて尚更興奮してしまった。
「じぇ、のす」
「んッ、く…」
 更に深く銜え込まれて、音をたてて性器に吸い付かれてしまう。唾液でぬるぬるな口内に包まれる感触は、たまらないものがあった。
「や、や、ばい」
ろくに舐められてもいないのに、性器は既に硬く反り返っていて、ジェノスの上あごを押していた。ゆっくりと口で扱かれると、射精感がこみ上げてくる。
「だ、だめ、出る」
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