雲と綿菓子



「ピーターピーター」

「なに?八重」

「あの雲なんだか箒みたいじゃない?」

「わぁほんとだ!」

「あっちはアイスクリーム」

「あ、あれドラゴンに見えるよ!」

「ほんとだ!ちゃんと口から火が出てるように見える!」

「あの3つの雲はフィルチに追いかけられてるジェームズとシリウスみたい」

「あはははは!面白い!そう見えてきた!あーなんか雲見てたら綿菓子食べたくなっちゃった」

「ぼくも。八重、今度のホグズミードで綿菓子食べに行こうよ」

「それいい!次はいつかなぁ」



(ピーターのやつさりげなくデートに誘いやがった)
(でもきっとピーターは誘ったことに、八重は誘われたことに気づいてないよ)
(ほのぼのしてていいんじゃない?誰かさんみたいにキャンキャンうるさくないし)
(酷いなリーマス…)




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