雷門11









「キャプテン、天馬たち やっと来たらしいぜ」

「やっとか、でも大丈夫なのか?このままにしておいて」







やっと来たらしい現在の雷門11の心配をしている風丸を横目に頷く







「ああ、頼ってばかりじゃ中々成長できないだろ、流石にあいつらが接触してきて連れて行かれそうになったら助ける」










な?と由良に笑顔で向き直れば由良は由紀を抱き締めながら頷いた

何かいいなー 俺ら結婚してから由紀に抱きついたこと無いもんな
吹雪と由良が怖くて









「でも大丈夫かな、もしも試合になんてなったら‥」

『そうだね‥私も心配になってきたよ、しろくん』










でも何か根本的に変わって居ない吹雪を見ると安心する ほわほわしてるし‥
何か和むなぁ







『ね、お兄ちゃんはぎゅうしてくれないの?』








‥したいぞ由紀
したくてしたくて溜まらないんだが、お前のセコム、間違えた吹雪が物凄い顔で見てきてるからな







 

「おい、由良 お前の妹ってどうなってるんだよ」

『いや僕の妹はあれなんだよね、無自覚さんだから、あ でも僕の妹ってことは円堂の義理妹でもあるからね』









あ、そう言えばそうだな
俺ら一応兄弟だもんな、何となく忘れてた








「じゃあじゃあ!俺ら三つ子みたいな関係になった訳だな!」


『だねだね!僕と円堂は夫婦だから何となく不思議な感じがするんだけれど』


「何だよ‥俺が旦那じゃ不満か」

『そんな事言ってないだろ?僕はただ君と結婚したなんて夢みたいだって言いたいだけだよ』













ああくそ可愛い!!





( お兄ちゃんたちも何だかんだでラブラブなのね )


( だな、お前と吹雪だってラブラブだろ? )

( ふふー‥うん、ラブラブー )

(( ‥可愛い ))






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