孤島生活
大自然満載の孤島生活をして何日経っただろうか
でもまぁこの生活も全っ然まったく些かの問題も無いんだ!
え理由?聞きたい?聞きたい?仕方ないなぁ教えてあげよう
北海道の熊殺しとの異名を持つ厨2感満載の‥ああいや訂正しよう、後ろからどす黒いオーラ背負った熊殺しが笑顔が怖いから、まぁ熊殺しと結婚した僕の大事な大事な片割れ由紀と一緒に居られるからさ!
『しろくん、そんな怖い笑顔しないの 由良の冷や汗半端じゃないよ』
「うんごめんね、由良ちゃんが僕の事を心の中で貶してくるからさ」
おお何故だろう熊殺しが僕の心を読んでくるよ何此怖い怖い
「由良ー?どうしたんだよこっちこーい」
僕の旦那さん、もとい円堂がこいこいと手招きしてる、いつもの太陽の様な笑顔で!!
そりゃ行くっきゃないでしょう
「えんどーうっ!」
がばりと抱き付けばぎゅむりと優しく受け止めてくれる
きゃほーうやっぱり円堂が一番‥じゃない僕の一番はいつでも由紀だけだよ!
だからそんな蔑むような目で見ないで僕の片割れ!!
「どうしたの?由紀」
『んー?ううんとね、私も抱きつきたいなって思って』
主語がない!主語がないよ片割れ!!
ほら見てみなお前の隣の熊殺しがサタンのような笑みを浮かべてるから!!魔王光臨だよ!!
「それ、僕と言う旦那が居ながら堂々と浮気発言?」
『私は浮気なんかしてないよー?』
片割れマジ勇者だな!!
だって魔王光臨してるのに平然と立ち向かってるもの!!
『見て円堂、僕の片割れマジ勇者だよね』
「 おう、そうだな あんな魔王状態に平然と立ち向かって行けるだなんてもう勇者以外何者でもないよな」
うんうんと円堂に抱きすくめられながら2人を見守っていると熊殺しがじろりとこっちを向いた
「僕の可愛い由紀をそんなに誉めないでくれる?」
そう言ってきゅっと抱き付いた
あああなんだこいつ面倒だなー‥
つかその抱きつかれてる由紀が可愛い!
すんごい幸せそうな顔してるもの!
仲むつまじい夫婦
( と言うか俺らの存在忘れてるよな )
( そうっスね風丸さん )
( まァいつもの事だろォ?なァ由紀チャン )
( そうだねぇ不動君 )
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