皆さんこんにちわ
あ、ちなみにこんにちわとは『今日はご機嫌いかがですか』的な意味ですよ!!

まぁそんなことはどうだって善いんです
実は私、育て親が竜なのに何故か滅竜魔法が回復の一個だけしか使えないんです



なので今日は師匠、もといナツさんに咆哮の仕方を教えて貰う約束なんです!





『師匠っ、おはようございます!』

「おー、おはよ楝」

『今日は咆哮を教えて下さるんですよね』




お願いしますと1つ、お辞儀をして師匠を向く

そしたら師匠は瞬間、ぽかりとした表情を浮かべていたけれど直ぐに笑顔になって「そうだったなー!」って言ってくれた
ああ‥何て暖かくて優しい人なんだろう‥
もうフィオーレの人達大好きです!



何かもうそう考えてたら師匠に抱きつきたくてウズウズウズしてた





「ねぇナツー!アンタ師匠になったって本当なの!?」




うわわ‥!金髪美女のお姉さんが!!
ど、どうしましょう


「どうしましょうって楝‥普通に挨拶しなさいよぉ?」

『う、うんっ、そうだね!私ちょっと行って来ます!!』





がちがちに固まった体に活を入れ、お姉さんの目の前まで来れました!
良かった頑張った私!




『あ、あああのっ、私東国から来ました!楝って言います、よろしくお願いします!金髪美女さん!』

「やだ‥やっぱり私って美しさを隠すことが出来ないのねー!と言うかもしかして貴女がナツを師匠に選んだの!?」

「こう見えてもこの子、滅竜魔法を使うのよぉ、お嬢さん」





や、もう‥さくらったら、あんなに直ぐ人に言うものじゃないのに
私の滅竜魔法何か回復魔法しかまだ使えないのに‥




「そうなの!?すごいじゃないっ ナツとガジルに次いで三人目だなんて!」




目をきらきらさせながら私の手を握った金髪美女さんの手はとても暖かくて凄く安心しました
これからよろしくね!そう言って微笑んでくれた彼女とは仲良く成れそうな気がしたある日の朝








ちゃんと教えてあげなさいよ!




(解ってるって!よし行くぞまずは街周3周だあああ!!)

(はっ、はい!師匠!)

(3周は無理よおおおおお!!)








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