∴log06
麻薬を纏うあなた
これはなんとしあわせな夢なのか
どうかこの熱がひくまで傍に
そぞろな愛憎
蟻のように中指の上で圧死したい
エスカレーター·ガール
あの子とっくに出家したってよ
場違いだ場違いだ
間違ったというの
人ではないというのに
見る影があるから余計認めたくないのだ
ハンガーにはあの子のマフラー
綺麗でなくともいいのさ、俺がお前を綺麗にするんだから
どことなく消臭
あの時食んだ花の蜜と傍に散った藍の色と
その細い糸ひとつひとつに織り込む私のこれまでとあなたのこれから
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