インフィニティメイズ



「ほら、自分でおちんちんを持って、ここに入れるんだ」
「うっ、ぅぅぅ〜………」
僕のおちんちんの前におじさんが膝まづいている。
その口におちんちんを入れろともうひとりのおじさんが言う。

イきたい。
だけど自分の意思で他人の口におちんちんを入れるなんて。

僕はこのふたりに長い時間嬲られ続けた。
強力な媚薬を用いた焦らしと寸止めの繰り返しで僕のおちんちんはお腹につきそうなくらい勃起している。
乳首も散々弄られて真っ赤になってツンと尖ってじんじんしている。
早くイきたくて自分で扱いてしまいたくなるのを堪らえるのが辛い。
僕は自分でおちんちんを扱いてイく事を禁じられているのだ。
おじさん達は僕を脅す材料はたくさん持っているから僕は逆らえない。
それで敢えて僕の手を自由にして、僕が必死で耐えるのを見て楽しんでいるのだ。
ううっ、イキたいっ。

「ほら、イきたいんだろう。だったら早くしなさい。私達の気が変わらないうちに。」
「なんなら今日はもうやめにして、次回まで貞操帯を着けて生活してもらってもいいんだ。」

そんなっ!
ここまで高められてイけないままなんて…………。
しかも次の呼び出しがいつあるか分からないのに。
多い時は1日と開けず呼び出すくせに、1ヶ月呼び出されない時もあった。
きっと飽きたんだろうと思っていた矢先に呼び出された時はまだ開放しないと言われた様で絶望したものだ。
もしまた1ヶ月音沙汰無く、その間貞操帯なんて着けられたら。
いや、それならまだいいが今度こそ飽きて呼び出されなかったら。
僕は貞操帯を外せないまま…………?

そこまで考えて、それでは僕が呼び出されたいみたいでいたたまれない気持ちになる。
どっちみち辛いことには変わりないのだ。
長引かせることはない。
というか今イけないのは辛い。
すぐにでもイきたい。

「……や、やります。」
結局僕はおじさん達に従うしかないのだ。
「じゃあさっき教えた通りにやってごらん。」
小さい子供にするように優しく促され、今からする事のギャップに羞恥がこみ上げる。
顔が熱くなるのを感じながらそっとおちんちんに手を添える。
このまま思い切り扱いて出し尽くしたいっ!
それを必死に堪らえて教えられたセリフを言う。

「お、お願いです、おじさんのお口で千尋の…はしたなく、勃起したお、おちんちんっ、ごしごしさせてくださいっ。おじさんのお口でイ、イきたいですっ。ち…千尋の精液、飲んでくださいっ。」
恥ずかしくて顔が熱くなる。
こんなの、僕が望んでるみたいだ。
僕はおじさん達に脅されてやっているのに。
「お、おじさんのお口に……千尋のおちんちん、入れてもいいですか?」
「しょうがないな。お口に入れたいなんて千尋はほんとにいやらしい子だね。恥ずかしくはないのかな。」
そんな風に言われて悔しくて涙が出そになる。
いつも自分達でいやらしい事を言わせておいて、言ったらいやらしい、はしたないと僕を罵るのだ。
「ほら、おじさんが千尋の恥ずかしいお願いに許しをくれたよ。次はどうするのかな。」
言われて僕の前に膝まづいてるおじさんを見る。
「ありがとう、…ございます。」
そう言っておちんちんをおじさんの口へと近づけていく。
僕のおちんちんはお腹につきそうなくらい勃起してしまっているから、自分で握って角度を調節しなければいけない。
これ、すごく恥ずかしい。
でもおじさんは口を閉じていて、むに、と唇におちんちんの先っぽが当たる。
こんなおじさんでも唇は柔らかいなんて知りたくなかった。
おじさんの唇が僕の先走りで光る。
嫌だ、好きで擦り付けてるみたい…。
困っている僕をふたりがニヤニヤとしながら見つめてくる。
「あの、お、お口を開けてください。」
恥ずかしさを堪えて言うとおじさんがカパ、と大きく口を開けた。
歯は煙草のヤニで黄ばみ舌には白い苔のようなものが付着し唇は紫っぽいような茶っぽいような色のたらこ唇。
口の中は生臭く粘っこい唾液が糸を引いている。

いかにも不衛生そうなそこにおちんちんを入れるなんて、考えただけでもおぞましい。
だけど僕のおちんちんはちっとも萎えてなくて、先走りを垂らしながら開放を待ち望んでいる。
僕はぎゅっと目を瞑っておじさんの舌の上におちんちんを乗せた。
それはとても勇気が要る行為で、緊張と不安ですごく動悸が速くなった。
だけど乗せたところでどうしたらいいか分からなくなって動けなくなってしまった。

「もっと奥まで入れて。そう、上手だね。そしたらおじさんの頭を両手で掴んで、おちんちんを出したり入れたりしなさい。舌に擦り付けるようにするんだよ。」
動けなくなった僕にもうひとりのおじさんが指示を出して、僕はその通りにする。
この格好だと、僕が自分でおじさんの口におちんちん入れて喜んでるみたい。
違うのに、脅されてやってるのに、すごくイきたいのも媚薬のせいなのに。
こんな事辛くて嫌なのに、それでもやっと与えられたおちんちんへの刺激に腰を動かしてしまう。
「あっ、ん、んッ…………」
「今度はちゃんとイけそうだな。」
おじさんは口の端をあげて見下ろしてくる。
何度も寸止めされた事を言っているのだ。
ふたりは『好きな時にイっていい』と言うくせに、もどかしい刺激しか与えてくれなかった。
しかも気まぐれに強い刺激を与えてきて、僕がイきそうになるとパッと手を離してしまうのだ。
同じ様な事が何度も繰り返され、何度も『イかせてください』と言わされた。
それを思い出すと余計にイけない切なさが増幅する。

イきたいっ、出したいっ………

だけどおじさんの口はおちんちんを入れる前と同じ様に大きく開いたままで、気持ちいいところにうまく擦れない。
焦れた僕は腰をかがめておじさんの舌に裏スジを擦り付けようとするけど、おじさんは僕の動きなんてお見通しでどうやっても擦り付ける事が出来ない。
「どうした、イかないなら今日はもうやめるか?」
「やっ、やだっ、イきたっ………イけないの、イかせてっ、イかせてくださいっ……」
そう言いながらおじさんの頭を掴んで腰を振りたくる。
こんないやらしい事してはいけない、と頭で思っても止められない。
「どうしてイけないのかな」
しばらく僕をニヤニヤと見つめていたおじさんが聞いてくる。
「あっ、アアッ、お、おじさんの、お口がぁ、あ、あっ、開いてるからあっ」
「そういう時はこう言ってお願いするんだ」
そう言っておじさんが耳元で囁く。
僕は恥ずかしさとイけないもどかしさに耐えながらその言葉を口にする。

「アッ、ちゃんと、お口、すぼめて、くださいっあっ、おちんちん、気持ちよくさせてえっ、お、おじさんのお口で、千尋をイかせてくださ……あ、あ、ああーーっ……」
「本当に淫乱な子だ。」
見下ろしてくるおじさんが言ってふたりが目配せすると、突然おちんちんが柔らかいものに包まれた。

「ひゃ、ああああ〜〜〜っ!」

今まで口を大きく開けるだけだったおじさんがきゅっと口をすぼめられた。
それだけではなく、おじさんの口は僕のおちんちんに吸い付いて蠢いている。
舌の先を固く尖らせておちんちんに押し当てられて、出し入れする度にそれが裏スジに刺激を送る。
それが気持ちよくて、がに股になりながら腰を前後させる。
それを見ているおじさんがクスリと笑うけど、それさえも快楽の為のスパイスになってしまう。
「随分と良さそうだな。」
「イイッ、きもちいいっ、ああん、ああっ」
すごく、吸われてる。
気持ち良すぎて蕩けそうだ。
「なにがそんなに気持ちいいのか言ってごらん」
「ああーっ、おじさんの、お口でえっ、ちひろのおちんちん、ぐちゅぐちゅ、きもちいっ、あっ、アッ…………」
「まったく、恥知らずめ。」
「ごめんなさっ、ああっ、あっ、もうっ」

終わりが近づいたころ、おじさんが耳元で何か囁いたけど、僕はもう何がなんだか分からなくなっていた。
「ああっ、アッ、もう、出ますっ。おねがい、っ千尋の精液、飲んでえっっ」
「こんなおじさんにイラマチオして精液飲んで欲しいなんて淫乱な男の子は千尋ぐらいだろうね。」
「ああっ、ごめんなさいっ、も、出るっ、出るっ、からあ、飲んでっ、飲んでえっ、アッ、イく〜〜〜〜〜〜〜〜っ」

僕はみっともなく腰を前に突き出してイった。
ずっと焦らされて、何度も寸止めされて、溜まりきったものを吐き出すのはとても気持ちよかった。
口の端からよだれを垂らしながら、頭の中が真っ白になって脳みそが溶けそうな感覚に浸る。
「ふああっ、ああっ…んんんっ……」
射精は十数秒は続いた。
僕の出したものをおじさんは一滴も零さずごくごく飲んでいるようだ。
おちんちんの管に残っている精液も飲んでしまおうというのか、射精が終わっても口を離さずおちんちんを吸うのをやめない。
「あっ、ぃやっ、離してえっ!」
射精したばかりで弄られるのは辛いのに、僕のおちんちんはまた勃ち上がり始めていた。
おじさんが口を離すころには僕のおちんちんはピクピクしながら先走りを零していた。
おちんちんの先とおじさんの口の間は透明な糸でつながっていて、それを見てると何故か体が熱くなった。

「本当に千尋はいやらしい。まだまだ足りないみたいだね。」
「大丈夫、千尋が満足出来るまで何度でも気持ちよくしてあげるよ。」
そう言って僕に手を伸ばしてくるおじさん達。
この狂った遊びはまだまだ終わらない。
僕は涙で滲む目を伏せた。


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© 2013.08 紺野
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