step4



「…………と、このようにこのアプリを使って対象を自分好みに仕立てあげる事ができます」
「ほう、素晴らしい。」
「すごい乱れっぷりだね。」
「意識のない間もアプリは有効です。就寝中にアプリを使用するのも効果的です。うまくいけば本人も気付かないうちに調教を完了する事も可能でしょう。他にも……」

俺の開発したおさわりアプリを会議で弟のオナニー動画を使ってプレゼンした。
今会議室にいるのは俺以外に12人。
弟は顔も見ず知らずの奴等にオナニーを見られた事になる。
はは、恥ずかしい奴。
「基本の機能と有料の追加オプションを用意しています。さらに…………」

「しかし本当にこれはアプリで……?ちょっと信じられないんだが」
「この動画もただ君の弟がオナニーしているだけかもしれないし」
「意識が無い間も感じていましたよ」
「いや、そういう演技という可能性もあります」

お偉いさんや広報の奴らは俺の天才的な発明を信じられないみたいだ。
それも仕方がない、彼らは凡人で自分達の常識でしか物事を考えられないのだ。

「でもほらここなんか、自分では触ってないのにイっちゃってますよ」
『ああーっ、ああーっ……あふっ、ひゃっ……らめっ、ケツで、ああっ…ケツでイっちゃう……イくっ、らめっ、アッーーーーー!!』

営業の若い奴が、弟が初めて前立腺での刺激で達した場面を再生しては巻き戻す。
会議室の真っ白い壁に大映しになった弟はこちらに尻を向けて穴をヒクつかせ、ちんこからダラダラとだらしなく精液を漏らしてイき続けていた。
こんな姿を人に見られるなんて、弟は思ってもみないだろう。

「これが本物なら素晴らしい事だ。だけど実際使用しない事には判別しかねる。だから実際に使用してみたいのだけど…………例えば君の写真で」
それまで黙って思案していた専務がおそろしい提案をして、周りがにわかにざわつく。
何言ってんだよハゲが。
いや専務は禿げてないしダンディな男前だけど。

「それは出来かねます。開発の段階で私の写真は無効にしてありますので」
「そうなのか。残念だな…君のその澄ました顔が歪むのを見られないなんて」

専務が気持ち悪い事を言うので鳥肌がたった。
うっすら笑ってやがるのがまたムカつく。
だが決してそれを態度には出さない。
開発部に金を回してくれるお偉いさんに楯突くなんて、そんな馬鹿な事はしない。
それに動揺すれば専務が喜ぶだけだと俺は分かる、認めたくはないがこいつは俺と同類だから。

「しかし確かに試して頂くのが一番分かりやすいかと……どうでしょう、弟でよければ今夜お試し頂けるように準備致しますが」
「本当かね?」
「ええ、是非躾てやってください。」
こうして弟本人の預かり知らない所で公開調教が決定した。


***


その日の夕方、早速公開調教を執り行った。
昼間と同じ会議室に昼間と同じ人間が集まった。
唯一違うのは会議室の壁に映る映像が録画ではなくライブ映像だという事。

「説明は以上です。後は実際に使ってみて確かめてください」
アプリをインストールしたタブレットを全員に配布し、使い方を一通り説明し終えたところで弟がタイミングで帰宅する。
壁に映し出された弟は赤い顔で息を乱して、今日も1日体が疼いていたのだろう。
カバンを下ろすと鏡の前に立ち、潤んだ目でシャツのボタンを外し出した。

実を言うとこの間実家に帰った際、弟の部屋の姿見をマジックミラーに替えておいた。
もちろんその裏側にカメラを仕込む為だ。
俺の努力の甲斐あって、鏡上部のカメラが弟の顔と胸元を、下部のカメラが腹部から膝上までを捉え、その全身を白い壁に大映しにする事に成功した。

弟がシャツのボタンを全開にして中に着たTシャツをたくしあげると、絆創膏の貼られた胸が現れた。
やっぱり俺が買ってやったニップレスは使っていないようだ。

絆創膏はごく一般的な大きさの細長いもので、正面から見るとすごく平たいハの字のような形で貼られている。
弟はまず左側の絆創膏に手をかけゆっくりと剥がしにかかった。
絆創膏の粘着面に薄い胸の肉が引っ張られながら剥がされていく。
『んっ……』
そんな刺激にさえ感じるのか弟が吐息を漏らす。

「会議の時も思いましたけどずいぶん敏感ですね」
「この子いい表情をするな…腰にくる」
社員達の視線が壁に映る弟に集中する。
弟はそうとも知らずに社員達の前にいやらしい乳首をさらけ出していく。
絆創膏が剥がされた左の乳首はつんと尖ってまるで触られるのを待っているかのようだ。

「では専務、ちょっと触ってみてください」
タブレットを示しまずはお偉い人から試してもらう。
専務は相変わらず落ち着いた様子でタブレットを手にとり、社員達が固唾を呑んでその様子をうかがっていた。
壁の中では弟が右側の絆創膏に手をかけている。
「ふむ、こんな感じかね?」
専務の指がタブレットの中の人形の左の乳首を軽く押すと、弟が喘ぎ声をあげた。
『ひあんっ、なにっ…ぁっ…』
「ほう、これは…」
感心したように専務が声を漏らす。

「すっげー、マジかよ」
「……やっぱりエロいな」
「いや、まだアプリの効果と決まった訳では……」
「この子が一人で興奮して喘いでいるだけかもしれませんし」
「もっと試さないと分かりませんね」

顔も知らない男達から淫乱のレッテルを貼られる弟。笑える。
その間も専務はアプリを操作し続けていて、会議室には弟の喘ぎ声が響き渡っていた。
『ヤ、ああっ…そ、な……』
感じすぎて力が入らないのだろう、弟は剥がれかけた絆創膏を手にしたまま震えていた。
専務の手元を見ると左の乳首を指でグリグリと押さえつけて、右の乳首は羽毛のようなタッチでさわさわと優しく撫でていた。

俺は連続モードのアイコンをタップしてから専務に手を離すように言った。
専務がタブレットの画面から手を離しても弟の喘ぎ声は止まらなかった。
「これが連続モードだね」
「はい、この状態で同じ箇所に触れると更に刺激を与える事が出来ます」
俺の説明を受けて専務が再び乳首に刺激を送る。
今度は右の乳首を弾いているようだ。
『ああ!ヤッ、あ、あ……』
弟の声が高く響く。
「素晴らしい……君達も試してみたまえ」

専務の言葉を皮切りに社員達は手にしたタブレットで弟の乳首を弄り出す。

「まだ信じられないよ。本当にこのアプリで?」
経理の社員が半信半疑といった感じで人形の乳首を弾いた。
するとそれに弟が反応する。
『んんっ……はあっ……』
「……信じないわけにはいかないみたいだ」
『あ、あぁんっ……』
そう言いながらその男は乳首を弾き続けた。

「この子の乳首、本当にいやらしいですね」
興奮で鼻が膨らんでいる営業の若いのがタブレットをつつき出す。
その際に爪が当たるのか、コツコツと音がする。
『あっ、あっ、あっ、あぁっ……』
少し力が強過ぎるんじゃないかと思ったが弟は喜んでいるようだった。
限界が近いのか喘ぎ震える手で制服のボトムを脱ぐと、既に立ち上がり先端から我慢汁を滴らせる弟のちんこが現れた。
ちんこがよく見えるように、ガニ股で腰を突き出させて固定する。

「もうこんなに濡れて……なんていやらしいんだ」
「たしか乳首だけでイけたよな」
「1回イかせてみるか」
社員達はそう言うとみんな一斉に乳首を責め始め、更に弟自身にも自分の乳首を責めさせた。

『や、あっ、はあっ、ん、ん、くぅ、ああっ…』
そこだけでイけるくらい敏感な乳首を複数の男達に責められて弟は声高く喘ぐ。
抓る、転がす、くすぐる、弾く、などの愛撫を同時に受け、更に自分でも弄らされるというのは通常ではありえない刺激だろう。
弟の足はガクガクと震え、立っているのがやっとのようだ。

「やらしい弄り方ですね」
「あんな引っ張って痛くないのか」
「痛くないんじゃない?これって本人が一番気持ちよくなるように刺激し続ける機能だろ」
「じゃあこの子はこんな風にされるのが気持ちいいという事か」

『あっ、ああっーーーーっっ!』

社員たちが口々に弟の乳首オナニーを品評し見守る中、下品に腰を前に突き出したまま弟は絶頂を迎えた。
乳首での射精は勢いがなく、少しずつ途切れながら精液が出てくる。
射精はそれ自体が快楽となるので、射精が長引けばその分快楽も長引く。
弟は馬鹿みたいな顔でヨダレを垂らしながらイき続け、快楽で体が震える度にちんこをぷるんと揺らして社員達の目を楽しませた。

射精がまだ終わらないうち、弟にはそのまま乳首を弄らせて社員達が弟のアナルを弄り出す。
『あぁっ、やあっ!いや!なんで、なんでっ……あっ、あんっ……!』
弟は嫌だと言うが、腰を前に突き出して自分で乳首を弄りながら喘いでいる姿ではまるで説得力がなかった。
俺達がやらせているんだが、ちんこは全然萎えないし誰がどう見ても誘っているようにしか見えない。
弟のそんな痴態に社員達は興奮を隠せないようで、一部の者は股間を押さえている。

「お尻も気持ちいいみたいだね」
「おちんちんあんなに突き出して……かわいい……」
『あっ、んっ、んんっ、ふあっんっ、ああっ、ああーーっ!』

アナルを弄られ弟はあっけなく達した。
焦点の合わない目で宙を見上げ、肩で息をしていたかと思うとふいに弟は床に寝転んだ。
社員のひとりがアプリを操作しているようだ。
鏡に仕掛けたカメラではよく見えないので天井のライトに仕掛けたカメラに切り替える。

『ああっ、こんなかっこ……や、あ、ああっ……!』
カメラの切り替えが終わる頃、弟は仰向けになって膝の裏を自分で抱え膝で顔を挟み、アナルが丸見えの格好で体を震わせていた。
アナルは既にヒクヒクしていて、ちんこから垂れた先走りや精液で濡れてルームライトの光を反射している。

『ひあっ!あっ!ああっ!アッーー……!』
また高い声を出し、弟が達した。
あまりにも早すぎる気がして社員達にどんな操作をしているのか聞いてみると、

「俺は中をいっぱい擦ってます」
「アナルの感度を最高にしました」
「え、オレも」
「まじで?」
「私もお尻の中を。前立腺をコリコリしているつもりでやっているよ」
「僕はもっと奥ですね。強弱をつけて撫でてます」
「みんなケツばっかだな。俺は乳首を可愛がってるぞ」
「私もだ。女でもここまで感じる事はないだろうな。まったく子供のくせにいやらしい」
「えー、じゃあちゃんとおちんちん触ってあげてるの俺だけ?みんなひどい大人だな」
「俺はおちんちん触ってますよ!先っぽだけだけど」
「あ、俺も先っぽだけだわ」
「なにが”ちゃんと”だよ」
『あ、あ、あ……んんっ、や、んうっ、んっ……』

どうやら弟は大変な事になっているようだ。
さっきから痙攣が収まらずちんこの先端からぴゅくぴゅくと精液とも我慢汁ともつかない液体を垂れ流して、腹から胸までを汚していた。

「自分でケツ穴弄らせようぜ」
「相変わらずえげつないな」
「俺は見たいです」
「よし、じゃあ一旦触るのやめてくれ」
社員達は弟への刺激を止めると、自分でアナルを弄るようにアプリで指示した。
弟の手が乳首から離れ、自分の先走りや精液でぐちょぐちょになってヒクついているアナルへと伸びる。

『ひゃっ、ん……いや、なんれっ……あ、ん、んうっ、ぐ、あっ……』
弟が自分で孔をほじり出す。
アプリを使っても触られる感覚を得るだけで実際にアナルに異物が入る訳ではないので広がっている訳ではない。
だから実際にアナルに何かが入るのはこれが初めてで、弟は少し苦しそうだ。

それでも快感を得ているのは確かでちんこは萎えていない。
アナルの感度も上げているし大丈夫だろう。

「なにやってるんですか?」
「奥へ行くほど感度が良くなるように設定してるんだよ」
「さすがですね」
「それじゃあアナルを弄る動作だけ解除してくれ」
「え?なんでですか?自分で弄らせるって言ってたじゃないですか」
「だから、アプリじゃなくて自分で弄らせるんだよ」
その社員はニヤリと笑った。

えげつない社員の指示でアナルを弄る動作が解除された弟の反応はというと……

『ん…ふうっ、ん、ぅあっ、あ、んんっ……』
予想は出来ていたがこちらの思惑通りそのままアナルを弄り続け、その様子をカメラが捉えては俺達に見せつける。
弟の指はもう付け根までアナルに入り込んでいる。

「すご……」
「やらしい手つきですね」
「見ろよ、もう3本も入ってる」

一心不乱にアナルを弄る弟の姿を社員達が余すところなく観察する。
こんな大勢に見られながらアナルを見せつけながらオナニーするなんて我が弟ながら本当に恥ずかしい。
だがしかし見られているなんて知らない弟は気持ち良くなろうと浅ましい姿を晒し続ける。

『あっ、んんっ……ん、おく、とどかなっ…………』

どうやらさっき社員達に散々弄られたアナルの最奥が疼くようだ。
そこに触れれば気持ちよくなれると分かっていても、指ではそこまで届かないのだ。

「奥がいいなんて、淫乱め」
「パクパクさせて物欲しそうなケツ穴だな」
「アナルでオナニーする中学生がいるなんて」
自分達でそうなるように仕向けておいて、思い通りになったら淫乱扱いして蔑む社員達。

「ほら、触ってやるよ。ここだろ」
そう言って社員のひとりがごく弱い力で感度が最高レベルになっている弟の最奥をくすぐる。
『っ……、ふっ、いやあっ、おくが、おくがあっ……』
そんな刺激では物足りないのだろう、弟はひどく切なげな顔だ。
そんな状態の弟の体を男達が触れていく。
あからさまな性感体を避けてひたすら全身を撫でさすり、性感を煽る。
その度に弟は体を震わせ声をあげた。

姿の見えない相手に嬲られて喘ぎ悶える弟は完全に男達のオモチャと化していた。
『あ…っあ……、いやあっ、んんんっ、ちくびいっ、んああっ……』

弟は敏感すぎる乳首が物足りないみたいだ。
アナルを弄るのは別に強制していないんだから乳首に触れるはずなのに、弟は片方の手で孔を広げてもう片方の手でアナルをぐちゃぐちゃに掻き回している。
ほんとに馬鹿なやつだ。

「ははは、乳首が寂しいみたいですよ」
「ぽっちりしてて真っ赤で、触られるのを待っているみたいだな」
「どこまで淫乱なんだ」
弟の様子を見ながらひとりが乳首の周りをさすり始めた。
乳頭には決して触れないように細心の注意を払っている。

アナルも乳首も一番気持ちいいところに触れられず、弟は快楽を受けながらも欲求が満たされず、イけない。
視線はだんだん焦点を結ばなくなりだらしなく開いた口からはヨダレが溢れうなじの方まで流れ襟足の髪を濡らしてる。
『ああーっ、あーっ、ちくびっ、あ、ん……もぅ……ケツも、おく、あっ……届かなぁっ……あ、あ、あ、も、すこし、なのにいっ…………』

「すごいよがり方だな」
「ああ……もっとオアズケしたくなる……」
「だけどもう時間がないぞ」
「……もうそんな時間なのか?」

会議室の使用期限は2時間、片付けの時間を考慮したら確かにギリギリだ。
次の使用者もいる。
やはり楽しい時間は過ぎるのが早いようで社員の誰もが落胆している。

「それじゃあイかせてやるか。いいかみんな、チンコ以外でイかせるんだぞ」
「もちろんだ」

ひとりが合図した瞬間、男達が一斉にタブレットに触れた。
その数秒後、弟は固定されたポーズのままで大きく体を跳ねさせてイった。

『あ、あっ、そんな、急にっ……や、あんっ、あっ、ちくびっ、ケツも、グリグリってえっ……イくっ、イくっ…………ああああーーーーっ…………!』

強制されていないのにいやらしいセリフを言いながら盛大に絶頂を迎えた弟。
濃い精液が大量に、だがゆっくりとちんこの先から押し出されていき腹や胸を汚していく。

『ひゃ、あ、あああっ、あ、は、はあっ、んんっ、ふああっ………』

イき続ける弟を凝視しながら誰もアプリを停止させていなかった。
弟は壊れたように痙攣し、喘ぎ、締まりのない顔に恍惚の笑みを浮かべて意識を失った。


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© 2013.08 紺野
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