――ほら、おいで。
甘い声で囁くと、彼女はすたすたと柔らかい足音をたてて近づいてくる。ふにゃりと微笑んで、僕の膝に座る。彼女はそのまま僕に擦り寄って、僕の首筋に、かぷり。
「い、たいなぁ……」
それでも許してしまうのは、彼女が、無邪気で、僕に絡み付いて離れないからだ。
頭を撫でるように催促してくるときの彼女は、じっと僕を見つめ、それから目を細める。その表情が、堪らなく不敵で、色っぽくて、……………嗚呼!!!!
「俺は、考え付く限りの表現で以てお前を愛してやるよ。まず長いキスをして、その温かい身体をくまなくまさぐって、深く、深く、その子宮を突いてやる、」
――――もしも、お前が、人間の女だったら、な。
「にゃぁ………?」
* * * * * *
歪んでるけど正常。
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