「キャプテン、俺あんた達に出会えてよかった」

「ああ」


「みんなとサッカーできて本当に楽しかった」


「ああ」


「俺は皆のこと忘れないから、大好きだから」


「…」


「だから、キャプテン達も俺のこと忘れないで下さい」


「…ああ」



満足そうに笑ってフェンスの向こう側に消えた隼総を無表情で見送る。なんで止めなかったと西野空が怒る様子が頭に浮かんで、ちょっとだけ眉をひそめた。



20120823



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