「 」 今夜も君の名前を呼ぶ。布団に入ってすぐ眠ることはまだできないけれど、そうやって名前を呼んでいる間に気がつくと寝ているから、今はなんだかそれでいい気がする。だけど。あとどれだけ、そんな夜を過ごすんだろう。いつかは慣れて、また元のように眠ることができるのかな。それが一番いいと思いながらも、そうなってしまったら僕の中の月子への思いも変わってしまいそうで、怖い。 「 」 まだ響かない ひとつ前のやつの続き 100829