罪な髪(ギャグ/甘?)


※姫視点




『…………………』
「…」
『…………………』
「……」
『…………………』
「いい加減うるせえんだよッ!!」
『いやいや私何も喋ってないじゃんッ!?』

酷いッ!言いがかりだッ!!

と続けて叫べば軽く頭を叩かれた
「俺の髪で遊ぶんじゃねェ!!」と。

『いいじゃん別に減るもんじゃな─ブチッ

嫌な音がした

「てめえ…」

非常にマズイ展開

『え…えっと……て、てへ☆』

とりあえず ふざけに逃げてみる

「殺s『ごめんなさい私が悪かったです。すみません』

ヤバい 目がマジだった
本気と書いてマジだった


「……………」
『……………』

暫しの沈黙

耐えきれなくなった私は疑問を口にした

『ねぇねぇ、ノイトラってシャンプー何使ってるの?どうやったらそんなにサラッサラな髪になるの?やっぱり高いシャンプー使ってるの?』

「石鹸」


…え?


『いや、体洗うんじゃなくて髪洗うシャンプーのことなんだけd「だから石鹸だって言ってんだろ」

『………う、嘘だッ!!石鹸で洗ってサラッサラになるなんてあり得ないッ!!』

「なるもんはなるんだよ」

何だこの回答は
石鹸でサラサラヘアーとかおかしいだろ
詐欺だシャンプーのバカ!


それにしても、ノイトラの髪いいなぁ…ずるいなぁ…
私、髪バサバサだし…


自分の髪を小量手にとり質の悪さを再確認し、ふぅ とため息をつく私


ホントにノイトラの髪綺麗だな…


『…世界が嫉妬する髪、ノイトラ』

「意味わかんねえよ!」

『じゃあ…私が嫉妬する髪、ノイトラ』

ホントにずるいよノイトラ…ッ!!


なんて思っていたらノイトラ手が私の髪を掬い上げ、ポツリと呟いた


「俺は姫の髪の方が綺麗だと思うけどな」

『…え?』


一瞬よく分からなかった


「何でもねえよ」


そう言ってフイとそっぽを向くノイトラ


ヤバい 今すごくドキドキした…



ちょっと悔しいから私はまたノイトラの髪で遊び始めた



(三編みできた!!)

(…殺す!)


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