戻る追懐、止まらない季節 目の前の現実に変わるものを探さなければならないのだけれど。 片手にすら握れないまま過ぎる時間をどうすることもできなくて。 蒼く見た懐かしさを、今も探しているのだけれど。 瞼を閉じても瞳に写るのは、ずっと続く漆黒ばかりで。 待ち焦がれた春に気づかないまま、青く歩くフリをする。 出逢いたかった夏を置き去りにして、薫るように背中で感じる。 ほどけるような秋に後ろ髪を引かれ、紅色の影を探す。 はりつめる冬を追いかけたけれど、独り先に行ってしまう。 僕らはいつも、 迷子のまま。 不明な単語がありましたら。 単語のみの送信可。 名前、挨拶等は必要ありません。 複数ある場合は「、」で区切ってください。 :結果 |