※変態プレイあり
※ごめんなさい


背中が壁にとんと当たり、もうこれ以上奥へとすすめないことがわかった。
今の状況を説明すると、目がぎらついている静ちゃんに私は壁際に追い詰められていて、背中に壁があるということはつまりもう逃げられない。最悪。
「ちょちょちょ、ちょっと待って静ちゃん」
「あ?なんだよ」
「…それ、何に使うの?」
別に普段なら静ちゃんがそういうエロいこと、というか行為を求めてきても拒んだりしない。むしろたまに私から誘ってしまうくらいだ。だけど、今回は訳が違う。
「…盛りつける」
ですよねー。
静ちゃんの片手に握られているのは、生クリームの入った大きな絞り袋だった。

必死の抵抗もむなしく、あっさりと私の両手はベッドに縫いつけられる。いくら細いとはいえこういとも簡単に両手を片手で押さえつけられてしまうと、さすがに悔しさがこみあげてきた。
閉じた瞼を少しあげて、静ちゃんを薄目で見てみると、あ、こりゃだめだ目がイッちゃってる。こうなった静ちゃんは手に負えないので、大人しくなるがままにさせてやった。
物理的法則を完全無視した形で私の服は布切れと化して、一糸纏わぬ姿にされた。
それを見て満足そうに生クリームのキャップを開ける静ちゃん。もうあの、マジで勘弁してほしい、泣きたくなってくる。
ぎゅ、と彼の両手がやわいその袋を握って中身が絞り出された。それは重力に従って私の胸元の上に落ちて、ちょ待ってこれ冷たい。
「や、やだ、静ちゃ!」
「うるせーよ」
この強姦魔!いくら両想いで付き合っていたって相手の合意なしにやったら只の強姦なんだよ、そういうプレイじゃあるまいし。
そんなことをぼんやり考えていると、再び落とされた生クリームの感触に体が震えて、強制的に意識を戻された。余計なことを考えている暇などなくて、今はもう声を抑えるのに精いっぱいで。
ようやく絞り方に慣れてきたのか、静ちゃんは両手を動かして本格的に盛り付けを始めてしまった。ぐるり、と胸の周りを描くように乗せられておかしな感覚になる。とうとう認めたくないのに主張を始めてしまったその胸の粒に直接乗せられて、思わず声が出た。
「、ひ!」
しまった、と思っても静ちゃんは調子に乗ってしまった後だった。そのままたっぷりと乗ったクリームを手のひらですくうように撫でてから塗りたくる。いつにない優しい手つきに胸がときめくと同時に、快感と恐怖感に襲われた。
「ひゃ、あぁ、やだ、そこ、やだ!」
突起をべたべたの手で摘まれ擦られ抓られ、普段なら痛いと感じてしまうものもこの生クリームがローションのように何かを和らげているのだろうか、殆ど痛いと感じることなく素直に快感だけを拾ってゆく。
そのまま生クリームを全て使い切り、私の体はクリームまみれで大変気分が悪い。それとは対照的に静ちゃんの顔はとてもすがすがしくて、畜生この変態マニアック主義者め。
そしてあろうことか、まだクリームのついたままの指を私の秘部へと運んだのだ。さすがにこれには私も抵抗するが、真綿で首をしめるような快感の波に飲み込まれた後ではろくな抵抗もできやしない。あっさりと、普段からいれられ慣れているそこは指を飲み込んでしまった。
中でもぞりと動かされると堪らなく気持ち良くて、あ、あ、やだ、
「ひ、やぁッ」
クリームを擦りつけるように内壁を擦られる。一旦引き出してクリームをすくって、そしてまたいれて塗りこむ。気持ち良さと初めて味わう奇妙な異物感で頭がおかしくなりそうだ。
「おい、クリーム溶けてんじゃねえか」
静ちゃんのその不快な声に反応して思わず自らの体を見ると、しまった体が火照ったせいか、ひんやりとした生クリームはとろとろと下の方から溶けてシーツへとしみこむ。
洗濯めんどくさそうだなぁ。
何かが麻痺してしまったような頭でそんなことを考えていれば、
「あ、あぁッ!?」
ざらりとしたもの、つまり静ちゃんの舌に胸元で溶けかけているクリームを舐められた。そのまま舌でまたすくうように、でも他の部分は決して舐めずに胸だけを集中的に舐められて頭の奥がじんじんとしびれる。あ、だめ、これだめ。
「え、な、…ッひあぁ!」
極めつけに、何か小さなものを二つくらい濡れきったそこに突っ込まれて、私は絶頂に達してしまった。
はぁはぁと荒い息のまま静ちゃんが何をいれたのか気になり、そちらの方を思わず向いてしまう。それを見て、私は絶句した。
「…静ちゃ、それ…いれたの?」
「ああ、冷蔵庫に入ってたからな」
信じらんない信じらんない!!静ちゃんが最後にいれたのは、私が取引先から大量に貰ったサクランボ、しかも双子、だから二つ入ったような感覚があったのだろう。
さっきからベッドの近くに置いてたんだが、お前気付かなかったな。そう言われて、気がつけるわけないだろうそんな余裕なかったんだから!心の中で罵倒の言葉を投げかけた。
勿体ないと思うと同時に食べ物にイかされてしまったという屈辱感に襲われて、羞恥と怒りで顔が赤く染まるのがわかった。でもあろうことか静ちゃんはそれを見て、鬼畜でいやらしい、けれど悔しいことに綺麗な笑みを浮かべる。
「まだ冷蔵庫にいっぱいあったからよお、もっと綺麗に飾ってやろうか?それとも何個入るか試してみっか?」
どちらも本来の食べ物の意味をなしていないよね静ちゃん。
不覚にも泣きそうになってしまった私の体の上で、溶け残った生クリームが滑り落ちた。




100501
こ れ は ひ ど い …
あの、ごめんなさい…。女体盛りと言ったら私の中では生クリームとか果物なんです、ごめんなさい、いえ本当…。しかも最後中途半端に終わってるし…。
でもにょたえろは書くの楽しかったです(黙れ
こんなので本当申し訳ないです…書きなおし要求とかありましたらどうぞ、お願いします!!
こんなものになってしまいましたが、リクエストありがとうございました!

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