5000HIT企画 教師の宮牧に50の質問をしてみよう !注意! 宮牧で教師パロ 拙宅の捏造設定 宮と牧(特に後者)が別人 質問内容は ++質問&お題の部屋++(管理人 うに様) から頂きました。 利用規約を読んだ上で、質問内容の原型を留める程度の変更を一部させて頂いております。 質問の前後は状況設定の小話であり、質問配布者様の内容を偽称又は改変する意図はないことを申し上げます。 こういったものが大丈夫という方のみどうぞご覧ください。 平日の午前中。 人気のない生徒指導室前の廊下で、二人は声が掛かるのを待っていた。 「―――お二方どうぞ」 中から声がして、先んじて牧野が扉を開ける。 「失礼します」 「…失礼します」 中に入った二人の目に入ってきたのは、中央に一つだけ置かれた椅子。そしてその向かいの事務机で手元の書類にペンを走らせる人物。 「理事長先生?」 「…こんなところで何をされているんですか…」 「何ってカウンセリングですよ。カウンセラーの澄子、と申します」 えんじ色のツーピースに身を包んだ年齢不詳の女性は恭しくお辞儀した。 「いや理事長先生ですよね…」 「担当は犀賀のはずでは?アイツはどこへ行ったんです」 「犀賀先生は急な体調不良で帰られました。ですので私が代理を勤めさせていただきます」 そんな馬鹿な。 二人の顔には「怪しい」と書いてあった。 殺しても死ななそうな犀賀が体調不良だなんて、そんな話あるはずがない、職員ならば誰でも知っている。 目の前の女性も十中八九、羽生蛇高校の理事長、八尾比沙子である。 「ウフフ、二人ともそんな怪しげな目をなさらないで。澄子には何でも分かるのです」 理事長の思い付きには毎回振り回されているが、今度はカウンセリングごっこか。 二人は肩を落とした。 教員全員がこれに付き合わされているかと思うとやるせない。そろそろ教育委員会に報告してもいいのではないだろうか。 いやそれとも――― 宮田の脳裏に不安がよぎった。 「そうそう、お二人がとっても仲がよろしいこととかもね」 「そ…れはどういう…?」 驚きを隠せない牧野の声。 「ご兄弟で愛し合っているなんて素敵なことだわ。今日は是非その件を詳しくお伺いしたくて」 「…それは解雇ということですか?」 「いいえ牧野先生、まだ何も決まっていませんよ。澄子も一生懸命な職員を不当に解雇するような告げ口はいたしません」 これはただのカウンセリングですので―――。 澄子の言葉に二人は顔を見合わせた。 「…どうするんですか兄さん、この女は俺たちのプライベートを丸裸にする気ですよ」 「でもリストラはしないって仰ってますからね、理事長」 「あんな…家に帰ったら夜な夜な怪しげな儀式開いて、生け贄でも捧げていそうな年齢不詳の化け物女のことを信じるんですか」 「聞こえてますよ、宮田先生」 どさくさ紛れの暴言をたしなめられて、宮田の顔が舌打ちしたそうに歪む。 澄子に背を向けてひそひそ声で話していた二人は、やがて振り返ると、元の姿勢に戻した。 「お話はどうまとまったのかしら?」 「理事…いえ澄子さんのお言葉を信じてお話しようと思います」 「ありがとう」 「ですが、面白半分で聞こうとなさっているなら、俺たちは即刻ここで辞表を提出します」 二人の真摯な目を同じように神妙な面持ちで見つめていた澄子は、ややあってにこりと微笑んだ。 「大丈夫ですよ、澄子もお二人のことをお守りしたいと思っていますので。ただ今回はひっ迫した理由があってのことなのです」 「理由?」 「そこは不可侵領域ですのでお話しできません。さっでは牧野先生は廊下で待っていてください」 核心らしき言葉に反応した牧野は追い出されるようにして廊下へ出され、室内には宮田と澄子だけが残った。 「では宮田先生、今からお聞きする質問に正直に答えてくださいね」 「内容にもよりますが」 「牧野先生が大事なんでしょう?」 「……」 「では参りましょう、ちなみに質問中は宮田先生を攻め、牧野先生を受け、と仮定します」 「…は?こういう場合、甲乙丙を使うのでは…」 「回答者側からの質問は一切受け付けません」 「……」 「それでは始めます」 攻めキャラに50の質問 1.まずあなたのお名前と役職を聞かせてください。 宮田司郎、羽生蛇高校教諭、専攻は生物。 2.では、意気込みついて一言。 特には。粛々と答えるつもりです。 3.受けをはじめて見た時の印象はどんなでした? 物心ついた頃に感じたのは、自分と同じ顔の存在がいるという違和感と、親近感以上のもの。 なぜ一人の人間ではないのかと。 4.あなたから見て、受けを一言で言うと? 兄。それ以上でも以下でもない。 5.どのくらい受けのことを愛していますか? 屍人だらけの異界でも無傷で生還してみせるくらい。 6.受けのどんなところに惚れましたか? 全て。 7.受けのことを意識し始めた時期、あるいはきっかけは? 物心ついた時から。 義父から兄の存在を聞かされて遠くから見た時。 8.告白はしましたか? はい。 9.ではちょっと口説いてみましょうか。 本人がいないのにする理由がないでしょう。 10.受けの身体で、一番好きな部分は? 目。 自分とは違う、引き込まれるような魅力ある人柄がにじみ出ている。 11.うたた寝をしている受けを発見。どうしますか? 場所と気分による。大概はそのまま寝かせるが、キスくらいはする。 12.少々ご機嫌斜めな受けさん……どうやって宥める? 率直に訊く。本人の望むようにする。 13.受けが料理を作ってくれましたが、ちょっと(ちょっと?)失敗して、できあがったものは物体X……。あなたはそれをどうしますか? 何かのプレイだと邪推する。 14.受けが体調を崩しました。どうしましょう。 病院に連れていく。素人判断など愚の骨頂。 15.受けが他の人間に口説かれている現場を発見!どうしますか? 学校なら我慢、それ以外なら駆逐。 16.今日はデート。どこへ行って、どんなことをしますか? 揃って長期休暇を取ると目立つため、叶わずの海外旅行とか。 田舎すぎず都会すぎない場所がいい。 17.据え膳があります。あなたは食す? それともおあずけ? 食す。 18.受けを泣かせたことがある?それはどんな時? 自分を犠牲に兄を助けようとしたとき。 19.受けに、ついやってしまうこととかありますか? セクハラ。 20.受けに似合う花とかありますか? 百合? あまり知らないが昼は白百合、夜は黒百合というイメージ。 21.受けに「嫌い」と言われたらどうしますか? ニュアンスによるが、本気なら全力で嫌われている部分を直す。 22.受けが他の人を好きになったらどうしますか? あり得ない、…と思う。 23.受けにして欲しいことってありますか? できれば隠居して家庭を守って欲しい。 24.逆に、受けにしてあげたいことは? 望むことなら何でも。 25.二人の相性はいいと思う? はい。 26.夜のお誘いはどんなふうに? ムラッと来たらその場で襲う。 27.受けはあまり乗り気ではないようです。どうしますか? 良いところ(性感帯)を突いて気分を乗せる。 28.めでたくベッドインしました。まずどこから攻めますか? 首筋。 29.ところで、あなたは焦らすタイプですか?それともガンガンいくタイプ? 後者。 30.Hに自信はある? はい。 31.そういえば、二人の初体験はいつ?どんなカンジでしたか? 高校時代、下宿先で。 ただただ互いに辛かった。 32.今夜の受けは全然乗ってきてくれません。どうやってその気にさせますか? だいたい口だけなので問題ない。 33.最中に、気をつけることってありますか? 互いに後々体調を崩すような行為。 中出ししたまま寝ない。 34.また、必ずすること、あるいは必ず言う台詞などはありますか? 意識していないが最後までを念頭にしている。 台詞は…名前なんかは必ず言うのでは。 35.あなたがしたい(させたい)ことで、受けが嫌がることってありますか? 複雑すぎるイメージプレイは、設定が覚えられないと言われる。 36.それを強要することは? 無理強いしても上手くいかない。テンションが下がるだけ。 37.最中、受けに言わせたい台詞などありますか? 淫語。 おちんちんとか子どもっぽい言い方が燃える。 38.好んで攻める個所とかありますか? 胸(乳首)。喉奥。 39.え〜と、受けを強姦とかしちゃったことって、ありますか?してしまったことある場合は、その後の様子などもお聞かせ下さい。 本気の無理やりはない。怒られるので。 40.今夜は随分とヤる気に溢れている受け(笑)。このチャンスに、なにをやらせてみよう? 新しい体位とグッズを試す。 41.最中の受けを一言で表現するとどんなカンジ? 魔性。 42.あなたが一番好きな体位は? 正常位でまんぐり返し。絶景。 43.蝋燭とか鞭とか鎖とか……そういうのはお好き? まあ。あらかたやりきって写真に収めるくらいは。 44.一晩、何ラウンドくらいする? また最高回数は? 2回〜多くても4回。 最高は…12回? 45.やってみたいHなどは…。 野外。 誰もいないところで思いきりやってみたい。 46.もしも、受けが浮気(夜の営みを含む)をしたら、あなたはどうしますか? 本気で泣かせるかもしれない。 相手はこr…再起不能にする。 47.ヤッてる真っ最中に邪魔が入りました。どうしましょう。 邪魔者を叩き出して再開。 48.情事でツライことはありますか? 体力的についていけないと感じたとき。 49.他の人間に襲われている受けを発見。どうしますか? 相手を虐殺する。 50.お疲れ様でした。最後に受けへ愛の言葉を…。 どうも。 帰ったら言います。 「あっ、宮田先生どうでしたか?」 指導室から出てきた宮田を見て、牧野は抱えていた膝を伸ばして立ち上がった。 「………何だか…ひどく偏った内容でした……」 「はあ…」 「次、牧野先生入ってください」 「あ、はい」 多少のことでは揺らがない宮田が十数分ですっかり疲れた表情になり、廊下に思わず座り込んだ。 いったい何を訊かれたのだろう? 訊きたいのは山々だったが、間をおかずに澄子の声がして、宮田を尻目に牧野は自分はああならないようにしなければ、自分がしっかりしなければと、気を引き締めて指導室へ入った。 牧野編へ back |