「いってらっしゃい。……なんか、夫婦みたいだね」 「せやな、毎朝これやったらええのに。……いってらっしゃいのチューは?」 「……今日だけだからね。もう」
なまえは周りに人がいないか確認してから、恥ずかしそうにちゅ、と触れるだけのキスをしてきた。顔を赤くしたかわいい彼女の姿に口元が緩む。優しく頭を撫でて、いってきます、と言った。 昨夜突然家に来たんは驚いたけど、大好きな子に祝ってもらえるんはやっぱり嬉しい。朝目が覚めたら腕の中でなまえが眠っとるし、出掛ける時はお見送りしてくれて、朝からほんまに幸せや。部活が終わったら二人で出掛ける約束やけど、ほんまに待ち遠しくて、部活中顔がにやけとるって岳人に何度かどつかれた。部活が終わってからは真っ先に家帰って着替えて、待ち合わせの場所に走った。 なまえがくれたネックレスをして行ったら、すぐに気が付いてなまえは嬉しそうに笑った。一生大事にするからな、と言うと大袈裟だなぁ、なんて返してきたが、やっぱり嬉しそうにしとって、ほんまに可愛い。なまえの方から手を繋いできて、些細なことでも幸せを感じる。メイクでキラキラしとる目元、つやつやとして思わず口付けたくなる唇、ふわふわに巻かれた髪に今日初めて見る洋服。今日俺の為にお洒落して来てるんやと思うと、ほんまに愛しくて爆発しそうや。この場で抱きしめたくなる。 レストランで早めの夕食を摂ってから向かったのは、なまえが選んできてくれた舞台やった。俺の好きなラブロマンス物で、気になっていた作品でもあった。二つ目のプレゼントだよ、なんて言って渡してくれたチケットはちょうど真ん中の観やすい座席。舞台自体もかなり良かった。来て良かったわ、と言うとまた嬉しそうに笑って、こっちまで口元が緩む。幸せ者やなぁ俺、なんて思いながらなまえの頭を撫でた。
夜は俺がなまえの家に泊まることになっていた。父親の出張と母親の夜勤が重なったらしく好都合やったらしい。家の中に入った瞬間、我慢できずになまえを抱きしめた。
「苦しいよー、侑士」 「ずっとこうしたかってん」 「……私も」
背中に腕を回してきて、ぎゅっと抱きしめ返してきて愛しさが増す。なまえの着ていたシャギーニットの手触りが気持ち良くて撫でていると、そろそろ部屋入ろう?と身体を剥がされてしまった。
なまえを膝の上に横向きで座らせて、優しく抱きしめて密着する。首筋や頬、唇に何度も口付けていると、なまえからも唇に触れてきた。頬を赤らめながら口付けてきて、そのままゆっくりと舌を差し入れてくる。一瞬びっくりしたが、なまえからしてきてくれたことが嬉しくてそのまま舌を絡めた。
「んぅ、っふ、ちゅ」
そのままなまえの口内に舌を侵入させ、歯列をなぞる。頬の裏を舐めあげるとなまえの腰が僅かに揺らいだ。執拗に口内を犯してから口を離すと、とろけたようなうっとりした表情のなまえが見えた。
「侑士……」
色気を孕んだ声にドキッとする。なまえを膝から降ろして寝かせ、その上に覆い被さった。頬を撫でてこちらを向かせると、恥ずかしそうに笑う。すると首に腕を回してきて、なまえの方からまたキスをされる。柔らかい唇の感触が愛しくて、唇を合わせたままなまえの身体を撫であげた。なまえはびくっと身体を震わせながらも、気持ち良さそうに身体を捩らせた。ニットの中に手を滑らせて、ブラジャー越しにおっぱいに触れる。
「ん、っゆーし……」 「おっぱい、気持ちええの?」 「っうん……もっと、して?」
甘えた声で煽ってくるなまえが可愛くて、ニットを捲くり上げてブラジャーも押し上げる。形の良い胸が溢れ出して、乳首は既に固く主張していた。堪らず吸い付き、もう片方の乳首は指で弄ってやる。
「ひゃう、んっ、・・・ゆーし、っ」 「乳首、コリコリしとって美味いで? ちゅ、こないに固くして、かわええなぁ」 「あん、っきもちい、よぉっ」
なまえは気持ち良さそうに喘ぎながら、俺の頭を撫でた。時折歯を立てると、ぎゅっと頭を抱かれるようにされる。そのまま空いた手をスカートの中に移動させて、太腿をいやらしく撫でまわす。両足をもじもじさせとるんが余計にやらしい。閉じた足の間に強引に手を差し入れて、ショーツ越しにまんこに触れると、すっかり濡れていた。
「もうビショビショやな。感じやすくてやらしい身体やな、なまえは」 「っ・・・ね、侑士」 「ん、どないした?」
舌先で乳首をペロペロと刺激してやると、ぷるぷると身体を振るわせる。なまえは恥ずかしそうにしながら、口を開いた。
「なにか、してほしいこと、ある・・・?」 「してほしいこと?」 「うん。・・・なにか、ある?」
今日は出来る限りなんでもするよ、と照れながら言ってくるなまえ。ああ、ほんまにこんな可愛え彼女持って、幸せ者や、ほんま。
着ていたものを脱ぎ捨てて、ベッドに横になった俺の上に、なまえが逆向きに覆い被さる。可愛いお尻が惜しげも無く突き出され、まんこはもう汁を垂らしとる。めっちゃエロいわ、これ。ぺろ、とまんこの入り口を舐めてやると、可愛い喘ぎ声が聞こえる。
「ゆーし、恥ずかしいよ、これ・・・」 「めっちゃええで、これ。なまえもしゃぶって?」 「ひぁあんっ! う、うんんっ、は、ちゅ」
トロトロになっとるまんこを舐め上げると、なまえは腰を捩らせながら俺のちんぽを咥え込んだ。小さな口で一生懸命舐めてくるんが可愛くて、たまらず舌をまんこに挿入する。温かいナカを舌ではいまわると、突き出された尻がいやらしく動いた。
「らめえっおまんこ、きもちい、っ」 「ほら、なまえも俺んこと気持ち良ぉしてや」
わざとちんぽを突き出すように腰を揺らすと、手で掴んで扱き始めた。快楽で力があまり入っていないようやけど、一生懸命触ってくれとるんがわかって、愛おしい。まんこに指を挿入し、クリちゃんに舌を移動させた。
「ひにゃぁあっあん、ゆうし、っ」 「ええで、なまえ・・・っは、ちゅる、っ」
なまえが再びちんぽを咥えこんで、舌を這わせてきた。俺はクリちゃんをぺろぺろ舐めながら、おっぱいにも手を伸ばす。柔かい感触を楽しみながら、なまえの口内にちんぽを抜き差しする。なまえの苦しそうな、やらしい喘ぎ声が漏れて聞こえて、ちんぽがまた大きくなるんを感じた。ピクピクと痙攣し出したまんこのナカを、指でめちゃめちゃに掻き回す。
「ひゃ、ああああああらめ、きもひいいっいあああ」
なまえは耐えられなくなったのか、ちんぽから口を離して身体をよじらせる。グチュグチュと指を掻き回すたびに水音が響いた。
「あああいく、イッちゃうううううぅ」 「ええで、イきや」 「ひにゃああああぁあああっ!!!」
ぐにゅ、とクリちゃんを甘噛みしてやると、なまえは腰を大きく跳ねさせて潮を噴き出した。口元にかかったものをペロリと舐めて、なまえを見ると、力が抜けたのかぺたんと身体を俺にくっつけて、俺のちんぽに頬をくっつけとった。・・・エロ。 なまえを俺の上から起こし、向かい合わせに座って抱きしめる。耳元、首筋、鎖骨、頬、唇。様々な場所にキスをして、なまえを抱きしめる腕の力を強めた。ぎゅっとしがみついてくるんが可愛い。堪らずちんぽをまんこに押し当てると、腕の中でぴくりと身体をお震わせたのがわかった。なまえの髪を撫でて、顔を合わせる。
「ゆーし、っ」 「・・・挿れてもええ?」 「うんっ・・・侑士の好きにして?」
なまえ甘えたような声でそう言うと、自分の言ったことに恥ずかしくなったのか俺の肩に顔を乗せてぎゅっとくっついた。ほんまに、反則やろ。なまえの腰を両手で掴み、ちんぽを一気に挿入させた。
「ひああぁぁっっきてりゅ、っ」 「っはぁ、ほんま、なまえが誘うから、もう加減できひんで? っく」 「ああぁんっあ、ああっいいよ、っ加減とか、しなくていいから、あぁっ」
なまえの唇に食らいつくようにキスをして、激しく舌を絡めながらちんぽを突き上げる。内壁がぎゅうぎゅうに絡みつくように締め付けてくるから堪らない。ほんまに、いつも以上に煽り過ぎや・・・壊してしまいそうなくらい、奥へ奥へと打ち込んだ。
「ゆーし、ゆーしっあああぁんっきもひい、きもひいぃいっ」 「っあ、俺も、っ気持ちええで、っはぁ」 「らめもぉ、イッちゃいそぉ、っああぁ」 「ええよ、っ俺も、あ、っ」
ビクビクッビュルルルルッ!!! なまえの身体を強く抱きしめながら、子宮口に押し付けるようにして射精した。なまえも同時にイッて、肩で息をしながら俺にもたれかかってくる。優しく撫でながら、ゆっくりとなまえを寝かせてやると、なまえのまんこにちんぽが突き刺さっとるんが見えた。お互いの液体で結合部はドロドロで、益々興奮した。なまえの足を曲げさせて、膝を胸の方へ押し付けるようにさせる。そのまま、まんこの奥へ振り下ろすようにちんぽを動かした。
「ひやああっああぁぁ奥ぅ、しゅごい、きちゃってりゅうぅっ」 「はぁ、気持ちええ? っあ、ナカ、えらいビクビクしとるで」 「あああぁぁっきもひい、気持ちいいよおおぉっ」
身体をなまえの方へ倒し、唇を合わせる。なまえも首に腕を回してそれに応えてきて、俺もなまえを抱きしめて、腰の動きを早めた。
「ひゃぁああっあぁぁっゆーしっゆーしぃっ! もおらめ、またイッちゃうぅううっ」 「っ、もうイくん? はぁ、やらしい子ぉやな、っなまえは・・・っ」 「ああぁああぁああっ!!」
ぎゅうっと抱きしめる力を強めて、なまえは一層ちんぽを締め付けながらイッた。一度ちんぽを引き抜くと、まん汁と精液が混ざったものがどろっと溢れ出した。ぱっくりと開いたまんこはヒクヒクしていていやらしい。息を荒げながら少し涙目になっているなまえの頬にキスをする。
「めっちゃ可愛かったで、なまえ。」 「んう・・・っ侑士、もっとぉ・・・」 「・・・勿論や。俺もまだ足りひんわ」
なまえの身体をひっくり返して、腰を掴んで持ち上げる。尻を左右に割り開いて、ドロドロに成ったまんこにまた一気に挿入した。
「ひあぁああっ・・・ゆーしぃっ」 「ん・・・どないした?」 「ひゃ、っあぁん、っだいすき、っあぁ」 「っ・・・ほんま、敵わんわ」
なまえこちらを見るのは恥ずかしいのか、シーツに顔を押し付けている。腰を掴んで、一気にちんぽを叩きつけた。
「ひゃあぁああああっしゅごいいいぃきてりゅうぅっ奥までえぇっ」 「っは、あっ、俺も、好きやで、なまえのこと、愛しとるから、っはぁ」 「あぁあんっ私も、っゆーし、しゅき、ああぁっ」 「ほんまに、っもう一生、離さへんからな、あぁ、イく、っ」 「ああぁああ私もイく、イくうぅううっ!!」
びゅるっびゅるるるっ!! 奥に叩きつけるように射精し、ほぼ同時になまえもイッた。ちんぽを引き抜いて、そのまま寝転んでなまえを抱きしめた。柔らかいなまえの身体をぎゅっと包み、キスをする。
「めっちゃ良かったで、なまえ」 「うん、っ・・・侑士、生まれてきてくれてありがとう」 「っ・・・ほんま、幸せ者やなぁ、俺」
くしゃくしゃになまえの頭を撫でると、嬉しそうに笑う。するとなまえがキスをしてきて、またそれに応えるように俺からもキスをする。
「ずっと、離さないでね」 「当たり前や。・・・これからも、よろしゅうな」 「うん。私こそ・・・ずっと離さないからね」
再び、キスをする。その日の夜は、ベッドの上で抱き合いながら、時折セックスも挟みながら、ずっと離れなかった。何度もお互いに愛を囁きあいながら、寄り添って眠った。ずっと抱きしめていたい。誰にも渡さへん。なまえを抱きながら、そんなありきたりで幸せなことを、ずっと考えていた。一番幸せな誕生日プレゼントは他でもないなまえだと、そう思った。
1015 侑士くん誕生日おめでとうございます! とにかくラブラブさせたかった結果です
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