「ごめん、ちょっとだけ待ってて・・・」
9月某日、土曜日。今日は部活が終わったあと、俺がなまえの家に訪れることになむていた。今日はなまえのご両親が家を空けるというので、お言葉に甘えて泊まりに来たというわけやねんけど。
「補習課題?」 「うん、休み明けのテスト、数学赤取っちゃって・・・これだけ月曜までに終わらせなきゃで」
なまえは元より数学が苦手で、今回も例に漏れず点数が悪かったらしい。ちゃんと予習すればまだ大丈夫な方らしいが、少し怠けていたのだろう。俺が来る前に終わらせようとしていたらしいが、教科書を見ながらでもどうしても躓いてしまう箇所が複数あるようで、道程は長く思えた。
「ま、プリント2枚やったらすぐ終わるんちゃうん」 「終わんないから困ってるんだけど〜・・・なるべくちゃちゃっと終わらせちゃうから、待ってて」
ベッドを背に寄りかかり、なまえの後ろ姿を眺める。どうにもちゃちゃっと終わりそうにないなまえの勉強姿を眺めているだけなのもつまらない。見兼ねた俺はなまえの真後ろまで身を寄せ、後ろからそっと抱きついた。
「っ、侑士」 「なんや、ここ間違うとるで。あとここも計算違っとる」 「えっ嘘。んーと」 「教えたるから、慌てんと一からやろな」
ちゃんとじっくり考えればわかる子やから、上手く誘導してやればすぐに終わらせられるだろう。勉強を教えてくれる頼れる彼氏っちゅうんも、なかなか悪くない。このときは本当にそれだけの気持ちで、なまえに勉強を教えてやる事を思いついた。
「ん、できた。これであってる?」 「どれ、・・・ちゃう。ここの計算ずれとるで」 「ええ、うそぉ。あーん」
がっくりと肩を落として計算式に消しゴムをかけるなまえ。もうやだあ、なんて弱音を吐くなまえが、俺にもたれかかってくる。ぴったりとくっついているところに少し悪戯心が沸いて、耳にふっと息を吹きかけた。
「ひゃあんっ! ちょ、やめてよ」 「・・・なかなかミス無くならへんからお仕置き」 「なにそれ、もう」
なまえはもたれかかるのをやめて、また問題に取り掛かる。・・・あかん、今の声エロかった。途端に思考はやらしい方向へと向く。ついこの間のなまえとの行為中のことが脳裏を過ぎる。ぎゅっとしがみついてきて、普段の様子からは想像できないようないやらしい声で鳴くなまえ。恥ずかしがって、でもどんどん我慢できなくなっておねだりしてくる姿は可愛らしくて、いやらしい。視線をなまえに戻すと、今日の服装に目がつく。ラフな部屋着は記事が薄くて、抱き締めると身体の感触がわかりやすく伝わってくる。柔らかい、なまえの身体・・・あかん、軽く勃った。
「侑士、これでどう?」 「え、あぁ、せやな、それで正解やで」
次の問題いこうな、と慌てて対応する。そこで、エロいこと考えとったからか、ふとひとつ思いついた。にやり、と口端が上がるのを感じた。
「できた、どう?」 「ん、せやな・・・あかん、ここがちゃうわ」 「あれっ、待ってね・・・ひゃうっ!」
服の上から、なまえのおっぱいを揉みしだく。あー、柔らかい。手のひらにすっぽり収まるサイズ。でも明らかに付き合いたての頃より大きくなって、感じやすくなったおっぱいの感触を楽しんでいると、なまえが悩ましく息を吐いた。
「侑士、ちょっと!」 「なんや、早くやらへんと終わらへんで?」 「ひうっ」
耳元で囁くように言ってやると、びくりと身体を震わせた。耳が弱いようで、少し意識して耳元で囁いてやるだけで感じてしまう。敏感で可愛い。渋々と視線をプリントに視線を戻したなまえの様子を、おっぱいの感触を楽しみながら眺める。なまえは気にしないようにしているのが丸わかりで、そんな様子を見るのも楽しくなってきた。
「こういうこと?」 「ん、そうや。ほら次」
なまえはすぐさま次の問題に取り掛かる。少し焦っているような様子で、間違ったらどうなるかをなんと無く察したようだった。焦って解いたら間違えやすくなるに決まっとる。実際、代入の書き間違えで計算がずれ始めていた。
「ほら、ここちゃうよ。よく見てみ」 「え、あっ・・・ひうっ!」
なまえの耳にちゅっと吸い付いて、舌でねっとりと舐め回す。吐息もわざとらしく織り交ぜて、なまえの聴覚を犯す。
「っゆーし、邪魔しないでよ」 「せやって、なまえ全然勉強終わらへんし。俺やって暇なんやけど」 「っ耳元で喋んないで!」 「やらしい気ぃなった?」 「っばか!」
なまえは怒って俺の腕の中から抜け出そうとして、逃がさないように両腕で捕まえる。赤くなっている頬が可愛くて、思わず口付けると、涙目で睨んできた。煽るだけなんやけどなぁ。
「ええから、さっさと終わらし。また間違うたらお仕置きやで」 「っ、もうちょっかい出さないでよぉ・・・」
なまえは俺の腕の中から抜け出ることは諦めて、またペンを持ち直した。俺はまたなまえをぎゅっと抱きしめる。完全にスイッチ入ってもうたなぁ・・・なまえがちゃんと終わらせられるまで我慢できる気がせえへん。
「・・・ほら、また違う。ここは掛ける前にこことここ足さんと」 「え、あ・・・」 「はい、あかん」
なまえのTシャツの中に手を滑り込ませて、ブラの上からおっぱいを再び揉み始める。ブラがずれてこぼれ出た乳首を指の間で挟んでやると、びくりと身体が震えた。
「ほら、そこだけ直せば合っとるから。ちゃんとやり」 「〜〜〜っ!」
唇を噛み締めながら、間違った計算に消しゴムを押し当てた。悔しそうに問題を進めるなまえを面白く見ながら、なまえの乳首を両手で弄った。身体は正直なようで、既に乳首は硬く勃たせて、腰を無意識に揺らしていた。可愛えなほんま。真っ赤になった耳をはむと咥え、ねっとりと舌を這わせるとぎゅうっと身体を強張らせた。
少しずつではあったが確実に問題を消化して、最後の応用問題まで辿り着いた。なまえ自身さっさと終わらせたそうで、黙々と問題に取り掛かり始める。でも、途中で詰まってしまったのか、ペンが止まった。
「・・・どないした? わからへん?」 「んと、ここからどうしたらいいんだっけ・・・」 「あぁ、そこはな・・・」
開いていた教科書を捲り、該当ページを開き説明が書いてあるところをみせる。そうしながら片手を下に下ろした。
「っんあ」 「この公式使うんや。そうしたらここの値が出るやろ」 「ん、そ、か」
なまえの内ももに手を滑らせて、すべすべとした肌を優しく撫でた。色っぽい吐息がなまえの口から溢れて、口角を上げる。肝心なところには敢えて触れずに、周辺だけを撫で回した。
「っ、こう?」 「・・・あ〜、惜しいなぁ。ここ違うとる」 「ひっあぁん!」
ショーツの上から、クリトリスをぐっと押す。すっかり固くなっていて、ショーツはなまえのまん汁でぐっしょりと濡れていた。指先をショーツの上に這わせて、ショーツ越しにまんこを揉むように刺激した。
「らめ、っゆーし、やだ、!」 「ほら、早よ続きし。あとちょっとなんやから」 「う、っあん」
耐えられないと言いたげに、涙目でこちらに訴えてくるなまえ。その顔ほんまアカンわ。ガチガチに勃起したちんぽを服越しになまえに押し当てる。ふるりと肩を震わせたなまえは、ペンを強く握り締めてまた問題に目を向けた。
「っ、はぁ」 「んう、ぅんっ」
ぐっとなまえを抱きしめて、自然と息が荒くなる。びしょびしょにショーツを指先が興奮気味にかき乱した。
「あんんっ、こぉ、っ」 「ちゃう、最後の計算間違っとる」 「っはああうぅ!」
ぐちゅ、とショーツの脇から指を挿入した。熱い粘膜の感触がぎゅうぎゅうと指を締め付ける。すっかりじゅくじゅくに熟れたまんこに嬉しくなってなまえの耳元で息を吐く。ビクッと震えたのがわかった。
「はぁあっん、ううっゆ、ゆし、できたあっあぁ」 「ん・・・正解。よくできました」 「ひっあ、」
震えた文字ではあったが、最後の答えが書かれているのを確認し、指を引き抜いた。濡れた指を舐め取ると、なまえがくったりともたれかかりながら俺の方を振り向いてくる。イく寸前で止めたせいで、物足りなさそうな顔で見つめてくる。
「ちゃんと全部出来たやんな。ご褒美、何がええ?」
耳元に口を寄せて、そう囁く。力が入らないような身体で俺にしがみついてきて、向かいあって抱き着いてくる。身体が熱い。
「・・・づき」 「んー?」 「つ、つづき、して、ほしい・・・」
ぎゅっと俺の服の裾を握りながらそういう声は、少し悔しそうだった。悔しいけど、してほしくて堪らないように腰を引き寄せてくる。そんな可愛い彼女にキスをして、ちんぽを取り出しなまえのショーツを横にずらした。
「ひゃっああぁぁあっあんっ!」
ぐじゅっ! と一気に奥まで挿入し、なまえの身体をぎゅっと抱き締めて固定する。奥までぴったりと密着して、とろけるような感覚に息を漏らす。そのまま腰を揺すって、なまえの頭を撫でた。
「ナカ、めっちゃぐちょぐちょやで? そないに欲しかったん?」 「っらって、ゆーしがあっあぁんっも、やあっ」 「あぁ、そない拗ねんといて、な? っ、いっぱい良ぉしたるから」 「ひゃっあっあぁんっ!」
なまえの身体を横に倒して、腰を掴んで打ち付ける。服を捲り上げさせおっぱいがこぼれ落ちた。振動で揺れるそれがいやらしい。腰を動かしながら、片手でクリトリスを捉えた。
「やらしくて可愛え子にご褒美、な?」 「ひゃあぁっあぁああらめえぇっイく、イくのぉおおひああああぁぁっ・・・!」
びくっ!と腰が跳ね上げさせながらなまえがイって、びくびくとナカが収縮される。ゆるく腰を動かしながら、身体を倒してなまえにキスをする。なまえの呼吸に合わせながら腰を動かすと、ぎゅっと肩を掴まれた。
「ゆ、しぃ、っおっきく、なった、ぁ」 「ん、あぁ・・・俺も、気持ち良ぉしてな」 「ひゃっ、ああぁんっ! らめっ奥ぅっ! 奥っおちんぽきてりゅうっ!」
なまえの膝をすくい上げ、前に倒して上から振り下ろすように腰を振った。肌と肌がぶつかり合う音と結合部から響く水音が耳につく。
「ゆーひっおちんぽぉっしゅごいの、っあぁん! も、無理ぃっひあああ」 「っ、俺もそろそろアカンわ、はぁ、出すで、っく」 「ひあ、ああああぁんっ!!」
子宮口にちんぽを叩きつけ、そのまま俺もイッた。中で射精される感覚になまえもイッたらしく、びくびくと身体を震わせていた。くたくたに疲れて意識が薄れてつつあるなまえに、やさしくキスをした。
なまえの家には昼間に来たはずなのに、時間はすっかり夕方になっていた。
「・・・なぁ、」 「・・・・・・」 「・・・そろそろ、機嫌直してや、な?」
ベッドの中、端っこまで逃げて顔を背けているなまえに声をかける。すっかりご機嫌斜めで、さっきから口を利いてくれない。
「・・・わたしは真面目に勉強してたのに」 「俺も最初はちゃんと教えるつもりやってんて。ただなまえがエロい声出しよるから」 「何、わたしが悪いって?」 「ちゃいますちゃいます、申し訳ございませんでした」
いつまでも顔を見せてくれないのが寂しくて、強引に引き寄せて抱き締める。それでも目は合わせてくれなくて、肩を落とした。
「課題終わらせてなかったのは、わたしが悪いけどさ、侑士と見ようと思ってた映画とか、ご飯作ってあげようとか、考えてたのに」 「ああああほんまに悪かったて、すまん、この通りやから」
むくれた顔が可愛いと思ってしまったのを心に押し込んで、必死でなまえを宥める。ぎゅっと抱き締めて頭をよしよしと撫でる。そうしていたらやっと、視線を向けてくれた。
「もう疲れちゃったから、ご飯作ってあげないよ」 「着替えてどっか食べ行こ。なまえの食べたいものなんでもええから、な」 「・・・デザートにパフェ付けてくれるならいいよ」
そう言って、やっと柔らかく笑ってくれた。折角の休日を、ここまま寝て終えてしまっては堪らない。これからお詫びにお姫様のわがままに答えるべく、ベッドから起き上がった。
1110 すず様、大変お待たせしてしまい申し訳ございません(;_;) 前回に引き続きリクエストありがとうございました!書いてて楽しかったのですが笑、如何でしたでしょうか。 これからも当サイトをよろしくお願いします!
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