Garden


静謐な水面


風を知らぬ土地に満ちた、巨大な湖。
その水面は波紋ひとつ生むことも無く、澄んでいた。
ひどく透明なその水を、細長いボトルに掬い取った。
淡い輪郭を描くその水は、
ともすれば空気と同化してしまいそうだ。

"そこはひどく静かだった。
風さえ吹かない、穏やかな世界に、
私はひとり、立っていた。
生き物の気配すら無い、静寂。"
――書籍『旅人の視界』より

これは「静寂」の欠片。
水・地属性の加護を持ち、
素材として使うことができそうだ。


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