あなたとはじまり

 じりじりと肌が焼かれていくようだ。額から垂れる汗を軍手をはめた手の甲で拭う。まだ七月ではあるが、十分真夏と言っていいに違いない。来月にはこれ以上に熱くなるとは聞いているが、そうなるといよいよ自分は茹だって死んでしまうのではないだろうか。

「はー……あっぢい……」

 思わずそんな独り言まで出てしまう。
 今日は丸一日、夜まで暑いらしい。そんな日に内番で畑仕事を割り当てられてしまったのは不運としか言い様がない。

「そっち終わったー?」

 遠くで加州が叫ぶ。御手杵は投げやりな気持ちで、ああ、とで叫び返した。

「じゃあもう上がろうぜー! 疲れた!」
「おお」

 畑の隅に立てかけてあったシャベルとジョウロを回収する。畝と畝の間の小さな道を通り抜けて加州と合流し、建物の陰になっている水道で農具と長靴に付いた泥を洗い流す。それが終わったら洗濯物を取り込んで、主に報告に行かなければならない。それでやっと今日の仕事が終わる。

「こんな格好で主の前に出るの嫌だなー……」

 加州の前髪は解れて汗で額にぴたりと張り付いている。

「気にしなくていいだろ。畑仕事頼んできたの主なんだし」
「それはそうだけどさ……うえ……爪の間に土が……」

 軍手を外し、黒く汚れた指を見て加州は眉を潜めた。赤いマニキュアは所々剥げてしまっている。勿体無いなあ、と御手杵はぼんやり思う。着飾っていたいという気持ちは全くもって理解できないけれども。
 二人で蛇口を囲って、その冷たさに癒されながら手を洗う。肌を伝う水の濁りが殆どなくなった頃、ふと、水音に混じって軽やかに芝を踏み分ける音が聞こえた。

「加州さん、御手杵さん」
「わ、主!」

 主である女が涼しげな表情を浮かべて自分達の後ろに立っていた。足首まである長いワンピースから唯一曝け出されている両の腕を、薄青の日傘の影が覆っている。薄く紅の塗られた口元は緩く弧を描いていた。

「ちょうど終わったところみたいですね。暑い中、お疲れさまです」
「ああ。あんたは随分と涼しそうだな」
「ちょっと御手杵ー」

 女の真白い頬には汗の一つも伝ってはいない。妬みが声に混ざったらしく、加州が口を尖らせて窘めてくる。

「私は私でしなければならないことがありますから」

 だが、御手杵の小言を女は軽く受け流し、片手に持っていた飾り気のない四角い箱を差し出してきた。

「お礼も兼ねてアイスを持ってきたんですけれど、要りませんか?」
「えっ! 食べる!」
「お、俺も……!」

 加州がきらきらと目を輝かせて、水滴のついたままの手で白い箱を受け取る。広げて並べた手のひらの上に丁度収まるくらい小さな箱の中には、平べったい棒の先に橙と水色のシャーベットが付いたアイスが一本ずつ入っていた。二人はほう、と溜息を吐く。それを見ただけで夏の熱が息を潜めていったような気さえする。

「俺、主、好き……!」
「俺も好き……!」
「喜んでもらえて嬉しいですよ」

 女は柔らかな微笑みを浮かべたまま言う。

「それじゃあ、あと洗濯物を取り込むのだけお願いしますね。今日は終了の報告はなくて大丈夫です」
「はーい! ありがとね」
「ありがとなー」

 女は身体を翻して建物の中へと戻っていく。腰ほどまである髪がさらりと揺れている。日傘を差しているとはいえ同じ気温の中にいるのに、よくああやって暑さを微塵も感じさせない振る舞いが出来るものだと、御手杵は感心めいた気持ちを抱いた。
 それから手早く農具を納屋に片付け、木漏れ日が微かに落ちる木陰に腰を下ろした。

「なあ、あんたどっち食う?」
「んーと、蜜柑ちょーだい」
「ほい」

 加州に橙のアイスを渡す。御手杵は水色のアイスの包装を外して、それから一気齧り付いた。シャク、と小気味良い音がして冷たい甘味が口中に広がる。木陰を過ぎっていく爽風のおかげもあり、段々と汗は引いていった。

「うめー……夏は毎日アイスくれんのかな」
「あー、くれそうだよね。でも俺、畑仕事はやりたくないなー」
「俺も」

 取るに足らない話をしながら身体を休める。
 そんな中、ふと会話が途切れた。遠くの木々から聞こえる蝉の鳴き声が急に耳に入ってくる。

「主ってさ、何考えてんのか分かんないよね」

 加州の静かな声が夏の空気の中に染み込んでいく。御手杵は隣の男を見るが、彼はぼんやりと女の消えていった建物を眺めていて、こちらに目を向けようとはしない。

「そうか?」
「あんたはそう思わない?」

 御手杵には何より、そんな言葉が加州の口から出たことが意外でならない。

「別に、普通に笑ってるだろ」
「笑ってるけどさ、いつも同じ笑い方じゃん。なんていうか……」

 加州は膝を抱えてアイスの棒を見つめる。残り僅かなシャーベットからぽたりと雫が垂れた。

「主は本気で焦ったり、驚いたり、怒ったりしないだろ。喜んだりも、悲しんだりも……笑うにしても、声上げて笑ってるところは見たことないし」
「あー……」

 なるほど、確かに今の主は表情の変化に乏しい。完全な無表情ではないにせよ、微笑みしかないのであればそれと大して変わらないだろう。
 思えば、過去に飛んで改変軍と兵刃を交える時でさえ、主が揺らぐことはなかった。刀剣男士から流れる血や、自分に向かう刃を見ても一片も怯えなどしない。戦況を見据えて指示を出し、傷を負った自分達に正確な手当を施す主は、御手杵にはいつだって冷静なように見えた。

「あんた、いつも主と一緒にいるけど、意外と色々考えてるんだなあ」

 何故そんな話を自分にしてきたのか、不思議に思いながら言う。加州はそれを自分が主へと向ける愛情への懐疑だと捉えたらしい。

「主のことは好きだよ。優しいし。大切にしてくれるし」

 だから、主の考えてること、もっと知りたいのにな。
 加州はそう言って、溶けかけていた最後の一片を口に含んだ。

「……」

 そういうものか、と思う。
 加州のその感情が御手杵には解らない。主が何を考えていようが問題はないし、さして興味もなかった。自分を出陣させて、戦わせてくれる。それだけで十分じゃないか?
 黙ったままアイスの入っていた箱に透明な袋と棒を戻す。それを見ていた加州も同じようにごみを入れて、立ち上がって御手杵を見下ろした。

「おっし、行こうぜ。洗濯物も取り込まなきゃ」
「ああ」

 この夏の陽気だ。午前中に干した衣服はとっくに乾いてしまっているだろう。
 結局、加州の言葉に答えを返さないまま、御手杵はその日の仕事を終えた。






 しかし、それからというもの、御手杵は女の表情に注目してしまうようになった。特に意識しているつもりはなかったのに、気づけば目が女を追っていた。
 例えば、夕食時に何杯目かのお替りを頼んだ同田貫に、飯を装いながら微笑む顔。広間でにっかり青江を相手に初めての囲碁を打ち、負けてしまいました、と微笑む顔。酒宴の最中、女の衣服に誤って酒をこぼした和泉守に、気にしないでください、と微笑む顔。出陣していた刀剣が破壊されたことを告げ、あなた達はどうかそうはならないで、と微笑む顔。誉を取った御手杵に、あなたが一番でいいんですよ、と微笑む顔。

 いつだって女の口元は綺麗な笑みを浮かべていた。穏やかで、優しげで、愛情に満ち溢れているように見えていた。しかし今となっては、どういうわけか御手杵にはそれが貼り付けられた仮面にしか思えなくなっている。
 こんなこと、今まで気にしたこともなかった。自分以外の皆は気づいていたのだろうか。しかし、他の誰かに話す気にはなれず、加州相手にぶり返すのも何故だか気が引けて、御手杵はその薄気味悪い感覚を一人胸に抱えたまま幾日も過ごした。


 あの畑仕事の日からどのくらい経っただろう。

「あ、やっと来た」

 廊下の横幅の半分以上を埋める大きなダンボール箱。そしてその上に座る女を、御手杵は目を丸くしながら見つめた。

「あんた、そんなところで何してんだ?」
「誰かが来てくれるのを待ってたんです。転送座標を誤って設定してしまって……本当は私の部屋に送ってもらうつもりだったんですけど」

 女の白い指先が椅子になっているダンボールをトントンと叩いた。

「手伝ってくれますか。重くて一人じゃ運べないんです」

 その言葉遣いは丁寧だが、どこか有無を言わさぬ響きを持っている。

「ああ、いいぜ。俺で良ければ」
「助かります」

 特に断る理由もなく軽く了承する。
 女がくるりと短辺の側に立って御手杵を招いた。不親切なことに、ダンボール箱には手掛穴のようなものは用意されていない。側面を押し上げるようにして浮かして角に手を差し入れる。

「結構重いな……何入ってるんだ?」
「それは秘密です。政府からのものなので」
「ふうん……」

 女の元には時折、政府から荷が届いていたらしい。普段は直接部屋に送ってもらっていたのだろう。
 人の世の発達は目覚ましい。遥か昔に生まれた刀達には馴染みのない技術が本丸の至るところで使われている。中でも『転送』というのは便利なもので、遠い場所にも一瞬で物を送ることのできるこの技術のおかげで、人や物資の運輸がさらに発展した、らしい。御手杵には本丸の外のことはあまり良く分からない。又聞きだ。
 だが、こういう重いものを持たねばならない状況は格段に減ったのだろう。素晴らしいことだ。
 と、そこまで考えて、御手杵は女に目をやった。男の自分でも重いと感じるのだ。女である主には相当辛いのではないだろうか。

「なあ、誰かに代わってもらったほうがいいんじゃないか? あんた力ないんだし」

 女が足元にやっていた目を御手杵へ向けた。

「いえ、このくらいなら大丈夫ですよ」

 それから、いつもと同じように微笑んでくる。
 その言葉は本当だろうか? 表情からは何も読み取れない。――いや、そもそも自分がこの女の思いなどを知る必要などないのだ。ない、はずだ。

「……? なんです?」
「いや……」

 黙り込んだ御手杵に女が言葉を促す。

「なんでもない」

 けれども、御手杵が口にできたのはそれだけで、そして女がそれ以上に追求してくることはなかった。

 最初の廊下から女の部屋までそれほど距離があるわけでもない。先程の提案が実行されたところで、無駄に時間を取るだけだったのかもしれなかった。
 障子の前で立ち止まり、ゆっくりと箱を下ろす。女の唇から小さな吐息が漏れた。

「そこまででいいのか?」

 主の部屋は襖で二つに仕切られている。刀剣達に入らせるのは入口側の部分だけで、その奥は私的な空間だ。
 女が障子を広めに引く。

「いえ、奥の部屋まで……あ、でも、少し待っててもらえますか」
「ああ」

 女が明かりを付けながら奥の部屋へと消えてゆく。御手杵は重さから解放された両手を伸ばし、手首を振りながら小ざっぱりとした部屋を見渡した。
 こちら側の部屋には生活感を感じさせるようなものは置かれていない。特筆すべき点のない和室に存在しているのは、座卓と数枚の座布団、それから掛け時計くらいだ。完全に来客用の部屋として使っているのだろう。客といっても、訪れるのは刀剣男士くらいだろうが。

「ん?」

 ふと、視界に何か黒いものが入り込んだ気がして、御手杵は動きを止めた。座卓の足元の、普通に生活していたら気づかないような陰に、何かがある。あるいは、いる、のだろうか。鼠か何かかと思いながら近づくが、それが動く気配はない。
 恐る恐る手を伸ばす。柔らかく薄い感触。滑らかな手触りのそれは布の切れ端のようだった。この場所にあるからには主の持ち物なのだろうが、一体何に使っているのだろう。

「お待たせしました」

 指先で拾い上げたところで、折好く女が襖を開いた。

「あ、主」
「どうかしましたか?」
「なんか落ちてたぜ」

 澄ました顔の女に、摘むようにして持っていた黒い布を見せる。同時に丸め込まれていた布が重力に従って広がった。一見すると唯の布なのだが、意外と細かな装飾が施されているようだ。てっきり真っ黒だと思っていたそれには、よく見ると所々に紅色の線が入っている。縁にはひらひらと波打つような形で別の布が取り付けられており、また一部は向こう側が透けて見えるくらい薄い。

「なんだこれ?」

 心底疑問に思いながら視線を女に移す。そして、御手杵は息を呑んだ。

 女は襖に手を掛けたまま固まっていた。大きく開かれた目がぱちぱちと瞬く。ぽかん、と何を言うでもなく軽く開かれたままの唇は、息さえしていないように見えた。
 見たことのない表情に戸惑いながら、主、と呼びかける。それでやっと女は我に返ったらしい。

「……馬鹿っ!」

 そう叫んだかと思うと、女は目を見張る程に素早い動作で御手杵の手から黒い布を奪い取り、それを自らの背中に隠した。柔和な印象を与える垂れ目寄りの目が、きっ、とこちらを睨んでいる。雪のように白い肌は夕焼けように赤く染まっていた。その剣幕に、と言うよりは、普段との差異に、御手杵は思わずたじろいでしまう。

「な、なんだよ……馬鹿とか言わなくてもいいだろ」
「馬鹿です馬鹿! もうちょっと気を使ってくれたっていいじゃないですか!」
「ええ?」

 女のらしくない反応に気圧されるように驚く一方で、その罵倒を理不尽だとも思う。自分は畳に落ちていた布の存在を主に教えてやっただけなのだ。

「そんなに怒るようなことか?」
「あなたはデリカシーってものを覚えてください! 下着なんて見られたら、恥ずかしいに決まってるじゃないですか……っ」
「ああ、下着だったのか」

 やっと御手杵の疑問が氷解する。それと同時に、赤い顔をして震える女がどうやら怒っているわけではなく、照れているらしいことも理解した。

「大丈夫だって、俺も部屋にパンツくらい落ちてるし。蜻蛉切が勝手にしまってるけど」
「そういう問題じゃないです……! あと、私が常に部屋にパンツ落としてるとか思わないでくださいよ。洗濯物から溢れてたのに気づかなかっただけです……っ」

 息を荒らげた女はまだ何か物言いたげな瞳で睨んできたが、やがてあからさまに大きな溜息を吐いた。

「頭が痛くなってきた……」

 そう呟いた後、下着を見せないようにして身体を翻し、奥の部屋へ引っ込む。何かが擦れるような音がする。どうやら箪笥に片付けに行ったようだ。

「手伝ってくれたのはありがとうございました。もう戻っていいですよ……」

 戻ってきた女は随分と意気消沈した様子だった。

「え、これ中まで運ばなくていいのか?」
「いいです。あとちょっとですし引き摺ります」
「畳痛むぞ」
「いいです」

 女は頑なに拒絶する。それを見ていると、御手杵は申し訳ない気持ちになってきた。

「えっと……なんかよく分かんねえけど、ごめんな」
「……どうせなら、ちゃんと分かってほしいのですが」
「いや、あの、俺があんたの嫌がることをしたっていうのだけは分かったから……本当にごめんな」

 とりあえず、女の下着を堂々と話題にするのは良くはないようだ。それを心に刻みながら謝る。そのおかげもあってか、女の興奮は徐々に収まってきたらしい。

「いいですよ……そもそも、落としたまま気づかなかった私が悪かったんです。忘れてください……」
「あー……うん、頑張る」

 御手杵は頼りない言葉しか返すことができなかった。下着のことはともかく、女の様子を忘れることは出来そうにないのだ。

「でも、あんた、そんな顔もできるんだな」
「……顔?」

 女が訝るような表情を浮かべる。何か栓でも外れてしまったのか、その顔には女の感情がそのまま表れているようだ。

「こないだ、加州と話してたんだ。笑った顔しか見たことないって」

 女の顔を真っ直ぐに見つめる。

「けどさ、そうじゃない顔もいいと思うぜ。照れた顔とか、今みたいな不満そうな顔とか。あー……なんて言ったらいいか分かんねえけど、うん。いいよ、そっちの方が。多分、加州も喜ぶし。俺も好きだし」

 この感覚をどう言葉にしたら良いのか分からない。理由も何もなく、しどろもどろになりながら話す。
 だが、それでも言いたいことは女に伝わってくれたようだ。

「……そんなこと言われても困ります」

 女はどうやら、いつも通りの微笑みで誤魔化そうとして失敗したらしい。顔はまだ赤く、口元は変に歪んで、視線が居心地悪げに下に向く。

 けれどもそんな不格好な表情は、普段の微笑みよりもずっと親しみやすい。御手杵にはやっと、先日の加州の言葉の意味が分かった気がした。













「ああ、うん、これだな。きっかけって」

 一人、得心がいった顔で頷く。
 それはもう一年以上前の思い出だ。しかし、今こうして振り返ってみても、驚くほど鮮明に記憶に残っている。
 そこでふと、御手杵は隣の女の様子がおかしいことに気がついた。

「あまね?」

 うつ伏せになった女が顔を枕に押し付けている。項のあたりの髪に指を差し入れて撫でてやると、女は唸るような低い声で呟いた。

「最悪です」

 艶やかな黒髪がシーツの上に流れている。その隙間から見える耳は日に焼けたように赤い。

「なんでそんな恥ずかしいこと思い出させるんですか。忘れてって、言ったのに……!」

 それは御手杵にとっては懐かしさを覚えるくらい昔の出来事なのだが、女は今でもまだ羞恥を感じてしまうようだ。
 布団から出ている、細く丸みを帯びた白い肩を見つめる。今となっては下着など見せ慣れているだろうに。御手杵は首を傾げた。

「聞いてきたのはそっちだろ。あんたを意識し始めたのはいつからかって」
「聞きましたけど……きっかけが下着って、嫌です……」

 顔をもたげた女は唇を突き出した不満げな表情で振り向く。眉を寄せて睨むようにこちらを見上げるその顔は、非常に可愛らしくないものだ。

「……ああ、でも……思い出してきた。私の方のきっかけも、それだったのかもしれません……」

 女は頬杖をついてどこか遠くに視線をやった。その横顔は複雑そうな色を乗せており、睦言を交わしているというのに全く嬉しそうには見えない。
 だが、そんな姿を見ていると、どういうわけか御手杵は可笑しくて堪らなくなった。思わず声が出て、女の注意を引いてしまう。

「……ちょっと、何笑ってるんですか」
「なんでもない。……な、機嫌直してくれよ」

 じとりとした目つきでこちらを睨む女を宥めるようにその頬を撫でた。すると、それだけで段々と表情が緩んでくる。視線が重なり、それから、仕方ないですね、という言葉とともに女は甘く微笑むのだ。
 随分と表情豊かになったものだ。御手杵もまた、同じように笑った。




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03/27 わたしは、気が向いたら『相手の部屋で床に落ちたぱんつを見つけた』御手杵×審神者を描き(書き)ます。もちろんフォロワーさんがかいたっていいのよ。 http://shindanmaker.com/433599


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