静けさに埋まる
壊したかったわけじゃない。ただ、愛したかっただけなんだ。
海底にて就寝
この愛は食用です
彼の心臓は砂糖菓子でできている
腐敗の果てに愛ひとつ
言葉なんていらない、なんて、そんなの嘘にきまってる
猫が金魚に恋をした
愛してあげよう
合わさったくちびるから呼吸をうばわれないように、そっときみの首に手をかけた
朽ちる影を覆う黒い光
あいをさがして三千年
深海に住む彼の唇は泡ひとつ零さない
あのとき言えなかった五文字の言葉が、腹の底にごとりと落ちて、悲鳴を上げた。
やさしい嘘に抱かれて過去も未来も希望も絶望も不幸も幸福さえも、みんな忘れて夢をみる
優しい嘘をかぶったぼく
ふたつになるまえ。遠い昔。僕らはひとつだったんだよっていったらきみはしんじてくれるかな?かわらない愛をささやいてくれる?