MAIN | ナノ

re/白蘭と犠牲者

◆白蘭を幸せにしたいが無理だった、というか白蘭に幸せにしてもらう話

・関係は真六弔花的な感じ(白蘭に救われる)
・原作通り、むしろ原作の裏、みたいな
・原作の結末のため、いろんな意味で救済はない
・世界征服への執着の理由とかを捏造したいだけ


真六弔花と違うところは、一度も言葉には出さなかったが(自分たちでタブーとしている)、白蘭と相思相愛。互いにとても大切な存在で、もはやもう一人の自分みたいな。関係は恋人に近いが、護り護られるだけでそれ以上でも以下でもない。純愛。かつ悲恋。

パラレルワールドで、綱吉が死ぬことによって助かる女性
ゆえに、唯一女性が死ぬことになる世界=原作
原作通りで、綱吉が助かるので代わりに女性が死ぬ
ユニは救済されるけど、綱吉が生きる限り助からないため、彼女は救えないねっていう

様々なパラレルワールドにおいて、死ぬ気の炎の実験or暴発によって、以下のいずれかの体質になり、ツナを生かすために殺されそうになる。やっぱ一研究員とボスだと比重が…ね…

・酸素の代わりに最短距離にある大空の炎を取り込んでしまう。研究所に最も所在地が近いのはツナ。ツナ出張時はXANXUSが最寄りになるため、そちらの炎を奪う。大量じゃないが常時奪い続けるため、ボス格の被害甚大。炎を搾取され続け、ツナ死亡。その後に白蘭に回収され、GHOSTによる炎供給のおかげで束縛のない生活ができるように。
・本来ツナ所有になるはずの匣が体内に吸収され、匣が使用不可に。こちらは早い段階で殺されそうになる。じゃないと匣の技とか練習できない。匣を使用した戦闘ができず、あっけなくツナ死亡。その後に白蘭に回収され、白蘭の部下として存分に力を発揮して生きる。
・常に死ぬ気の炎を放出する。他者が吸収可能で、戦闘の際にエネルギー源として使用される。ただし一定範囲の者は影響を受けるため、必然的に敵も恩恵をうけることに。量をコントロールできないため、炎を受けすぎると制御できず毒になる。白蘭に回収され、白蘭側だけにエネルギー供給できる距離で戦闘。もちろんボンゴレボロ負けでツナ死亡。

ボンゴレにとって毒にしかならない存在。けどそれを生み出したのはボンゴレの実験だから自業自得。
原作世界では、骸の負担や苦痛を減らすために六道輪廻の目の研究をしており、検体炎のエネルギー暴発で被験体になってしまう。両眼に炎を浴びたため、輪廻しか見えない。かつ霧の炎だからばっちり幻覚を出してしまい、制御とかもちろんできるわけないから殺される。最初は殺そうと思っておらず、意識を失っている間に解決させようとしていたが、気絶させても術は暴走し続けたため、そのまま命を奪った。皮肉にも、殺され方は白蘭と同じ炎による融解死。ツナに殺された後にツナ自身も仮死状態に。

女性は元々ボンゴレの人間で、ツナと同世代
炎の属性は大空(ただし微弱)
性格は「ルーチェそっくり」とリボーンに言わせしめるほどおおらか。でも気弱でネガティブ。儚い系。
ボンゴレでは戦闘研究員。丁寧で綿密な作業をするため、研究者としては優秀。開発のための基礎データを作る役割。研究熱心すぎて被爆する。
どの世界でも被爆後に強い後悔と懺悔、贖罪のための方法を考えており、ボンゴレを離れて自殺しようとしたところに白蘭が手を差し伸べる感じ。

ツナたち幹部や研究員とはもちろん仲良し
被爆したらものすごい心配をされるけど、それ以上に周りに迷惑をかけていくので鬱。でも研究の被害者として接されてやるせない。私がいないほうがボンゴレの、ボスの安寧に繋がる。やっぱり私はいらない。という思考に。
毎回ボンゴレを恨んだりしないが、被爆を差し引いてもボンゴレに入った理由が重たすぎる。本人を含め誰も知らないだけで、ほんとは恨んでいいレベルなんだけど。リボーンは密かに警戒を最後まで解かなかった。

両親は一般人だがボンゴレの協力者だった。敵対組織に拉致され拷問を受けても情報を吐かなかったが、ボンゴレは二人が囚われたままアジト抹消が被害最小と判断しアジト爆破。隠しはしなかったが公表もしなかったため、真相を知る者は少ない。マフィアの闇ってやつですね。ちなみに作戦を牽引したのは9代目の守護者とリボーン。
ボンゴレが引き取るという名目で研究所に就職させた。引き取ってくれた良い人たちと認識しているが、裏切ったり抗争起こさせないための体のいい監視。これが中学卒業前のこと。

――――

決して閑やかではなかった世界。
まあ、掻き乱したのはボクだし、後悔がないなんて言ったら嘘になるけど、幕引きにはうってつけなんじゃないかな。

ああ、そっか。あの時、彼女もこの炎を見たのだろうか。眠ってたなら、見れないかな。もしかして、お揃いだったりしてね。
炎に融解されるのは、満更でもないのかも。

綱吉クンの炎に包まれる中、ボクは思った。

やっと終わるんだね、名前。
やっと、会えるね。

「なあ、リボーン。オレのXバーナーの炎の中で、白蘭、最期に、笑ってた」
「どこまでも快楽主義だったのかもな」
「解放されたっていうか、懐かしんでるっていうか…微笑みが…あーもう!わかんない!」

でも、終わったんだ。未来での闘いが。

――――

見たいな感じで始めたい。
なんかチープだな〜 改良できるかな?
どんどん回ごとに過去に遡るのもいいかも
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -