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レオナ・キングスカラー

明日からホリデーということで、ほとんどの寮生が実家に帰ることになっている。私には帰る家がないため必然的にひとり寂しく留守番ということになるのだが……。もしかしたら、と思い彼が寝ているであろう温室へと向かう。

「レオナー、レオナくーん、いるなら返事して」
「……あぁ?」
「そこにいたの。っていうか怖っ」
「人の昼寝邪魔してタダで済むと思うなよ」
「そう怖い顔しないで」
「……何の用だよ」
「ホリデーどうするのかなと思って」
「ホリデー?」
「明日からみんな実家でしょ?レオナは帰るの?」
「あーーーー…どうすっか……。ラギーは帰ると言っていたからな。あいつがいないんじゃ色々世話してくれる奴がいなくて面倒だ」
「僭越ながら私がいるんですが」
「何が言いてえんだ」
「ひとり寂しく残るのが嫌だから一緒に過ごしてほしい」
「はぁ?」

昼寝を邪魔された挙句、用件がこれとは…といった感じでレオナは絶句している。心底面倒くさそうな顔をして私をジロリと睨みつけてため息を吐いた。

「素直に可愛くおねだりできたら聞いてやるよ」

と、彼はものすごく挑発的な目をしてそう言った。私が見た目は十代でも中身は経験豊富な大人だということを忘れているな?と思いながら、地べたにあぐらをかいているレオナの腰に跨がる。両手をレオナの首に回しできる限り色っぽく「オ・ネ・ガ・イ」と言うと、彼は満足そうに笑ってそのまま唇を重ねてきた。

「ん…ふぁ……っ」
「……っ……は…っ…」

深く入り込んだ舌が縦横無尽に動き回り、静かな温室にピチャピチャといやらしい音が響く。

「ホリデーの間、俺の部屋で寝泊まりしろよ。もちろんあの狸野郎は連れてくるんじゃねぇぞ」
「私のために残ってくれるの?嬉しい」
「要求には対価が必要だ。存分に抱かせろ」
「もう、エッチ」
「名前もその気だったろ」
「バレた?」
「そういや人間の女には発情期ってあんのか?」
「生理周期でムラムラすることはあるけど」
「ライオンは基本的に発情期のメスしか抱かねえ」
「レオナは?」
「そりゃあな…目の前にいる可愛いメスから誘われりゃ抱くに決まってるだろ」
「ふふ、ありがとう」

レオナに跨がったまま抱きつくと、彼の腰が揺れて硬いものが擦り付けられる。スカートの下は下着のみなので、アレが触れた刺激に対し「んっ」と声が漏れてしまった。

「ちょっと、擦り付けないでよ」
「勃ったのはお前のせいだろ」
「知らないわよそんなの…!」
「これじゃあ授業に行けねえな。責任とってくれよ」
「行く気なんかなかったくせに!」

結局は温室の隅でレオナのペニスをしゃぶることになった。気持ちよさそうに顔を歪めて喘ぐレオナを見ると、じゅわりと下が濡れてくるのがわかった。


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