2016/10/27
無自覚野郎/テニス白石/男主
3話更新!!
2016/10/25
新しいジャンル入ってしまいましたー

テニスの王子様:謙也くんが出張る白石くん夢/男主
大阪府民なバスケ主と白石くん、謙也くんの学校生活。中編で、殆ど流れ考え済み故にすぐに終わります
2016/10/09
蓮花様!感想どうもありがとうございます!
私の中でパウリーは一番の可愛い可愛いキャラです。本当に可愛い。
何時までも恋愛面でぷるぷるしてればいい。
けれど今思うと男前にグイグイくるパウリーも少し見てみたかったり...。
実は慣れてましたみたいな設定があっても美味しいですよね!
2016/09/30
連載「Le diable」+1(APヘタリア)
2016/09/12
お礼文ぼーっとしてたら消えました。
泣きます。

私の3時間...私の3時間...
2016/09/12
お礼文変更しました。
雲雀恭弥さん率いる風紀委員と対立もしくは同じような委員会を書きたかった...。なんだよお前らもう中学生やめろよ...。
前のフランス兄ちゃんは短編に移行しました。
2016/09/10
猫丸様

コメント本当に有難うございます嬉しいです...!! そうなんですよ男主お兄さん夢って余り無いので残念で仕方ないです。といって自給自足しようとしても語彙力の無さという壁がぶち当たっているわけでして...(苦笑)

凄くスローペースな更新ですがまた来て下さると嬉しいです! お待ちしております!
2016/08/30
短編+1/BSR真田幸村成り代わり(佐助視点)
2016/08/26
APヘタリア「Le diable」+1
2016/08/14
APH英国ss+1
2016/08/08
NicoRa.様
コメント第一号ありがとうございます!
小説の名前のところ修正致しましたm(_ _)m
また宜しければお越し下さいませ!

2016/07/25
短編+1「会話のキャッチボールくらいしろ」
→「それは15の春だった」続編。OPのサンジさんお相手の筈。

短編+1「傷つけずに恋をするなど不可能だ」
→APHのイギリスお相手。Passは祖国様の誕生日。
2016/07/21
「麦わらさんちの忍くん」+1(主人公side)
2016/07/11
APヘタリア「Le diable」+1(フランシスside)
2016/07/09
前サイトの長編(序章のみ)をUP
2016/06/24
APヘタリア「Le diable 」+1 (02)
2016/06/22
APヘタリア「Le diable 」+1
2016/04/20
短編+1
2016/04/13
短編+1
2016/04/08
「あ? サンジいねェの?」

そう言って返ってきた反応に、俺はやっちまったなと思った。自分で出した声が予想外に低かったこともだが、聞いたコックが分かりやすく肩を震わせたからだ。近くに座っていたゼフさんからも鋭い視線が寄越された。
そしてそれはサンジが本当にバラティエから出ていったということを示す。何があってそんなことになったのか全く予想がつかないが、アイツももう19歳になったんだな。ここに来るまで実感していなかったけど。

「オールブルーを探しに行くんだと」
「! ...ははっ、考えてた中で一番良い理由じゃねェか」

そうかオールブルーか。なら出ていくのも頷ける。良かったな、サンジ。

幼く、まだ何の力も持たなかった頃。俺が訪れる度になんかしらの困難を抱えていたサンジは、その頃からオールブルーの話をキラキラとした瞳で語っていた。そしてその度最後に「海に行って見てぇな」と零していたが、俺がついてくるかと聞いたことは無かったし、サンジもついて行きたいと言ったことは無かった。それはサンジがゼフさんへ恩返しをしたいと思っていたからだ。そして俺も知っていた。だからずっとバラティエにいると思ってたのに、そろそろ男性と呼ばれる歳になる彼は成長したらしい。

「で、どうすんだよお前は」
「まぁ、探す手段があるっちゃあるんだが」
「あンの?!」
「まぁ聞けよ。探すのも野暮ってもんだろ。サンジは男として海に出たんだ。そりゃあ、近くを通ったら挨拶くれェはするだろうが、わざわざ探しに行ったりはしねーよ」
「会いに行きたきゃ会いに行けばいいのに...お前って残念な性格してんだな」
「うるせーな、テメェの顔面ほど残念じゃねェよ」
「なんだと?! やんのか!!」
「あァん?! 売られた喧嘩は買うってか? 実力を考えてから買うんだな!!」
「考えたから買ったんだよ!!」
「ならテメェの頭はカスだ!!」
「やめねぇか!!」

ゼフさんの一振りで収集はついた。
言い争いをしていた俺たちは仲良く床に突っ伏したのだった。
2016/04/08
馬鹿らしい、と内心で笑った。
例えば海賊が来た時、クソジジィが風邪をひいた時、サンジが幼く何も出来なかった頃に何処からかひょっこり現れて解決してくれる男。サンジよりも20歳上のソイツは全てを包み込む空のように寛大で、しかし流れる風のように飄々として掴みどころがなかった。会うのはよくて半年に1度、サンジが本当に困った時だけ。それも成長してきてから全てと言っていいほど無くなったから、この前会ったのは2年前だろうか。

会いたいと願っても会えない。
今、何処にいるのかも分からない。

ルフィに誘われて麦わらの一味になったことに後悔はないが、心残りがないと言えば嘘になる。バラティエでしか会わなかったソイツにこれからオールブルーを探しに行く俺が会えるとは思わない。この広い海の中で、その可能性が浮かんでも気付かない振りをし続けたのは、それでもオールブルーを見たかったからだ。もしかしたら極僅かな『それでも偶然会えるかも』という可能性に縋っていたからだ。

...そんなことないと分かっているはずなのに。

見上げた空は遠く、ふいた風はどことなく冷たく感じた。
2016/04/05
小説移行
2016/04/04
サイト開設



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