※針表現あり


最近、ピンポンダッシュに嵌っている。いい年した大人がなにやってんだと思うだろうが、これがなかなかストレス解消になる。ついでに運動不足も解消される。一石二鳥だ。

今日もハントに出かける。ある家に目星をつけて、何気ない不利を装い近づく。そしてそのままチャイムを押し―…一気に逃げ去る!
この辺りは脇道が多い上に、プライバシーかなんだかで塀が高い家が多い。
だから簡単に姿を眩ませられる。そうして後に残った住民はやり場の無い憤りに拳を震わせるのだ…。



翌朝、またまたハントにでかける。俺にもう捕らえられない獲物は無いぜ。気分の上では百獣の王である。
今日の獲物を探していると、背後から声がかけられた。

「あ、あの…ピ、ピンポンダッシュのかたですよね」

俺終了のお知らせ。何も言えずに固まっていると、

「あ、違うんです。あの、訴えたりとかしたいんじゃなくって…あの、えっと…」

復活!
男は赤くなってもじもじしながらなにか言おうとしている。正直気持ち悪い。一刻も早くここから立ち去りたいが、そうしたら今度こそ終了しそうな気がする。
気を紛らわせるために素数を数えることにした。7639あたりまで数えた頃、ようやく男は言葉を発した。

「あ、あの、ぼ、僕の乳首をピンポンしてください!!!」

なんだ、ただの変態か。
俺は嫌だとも言えずわかった、と頷くと男は上の服を脱いだ。…ここでやるのか。
もうすでにハアハアしている男は、触りやすいようにか胸をそらした。問題のブツはなんか、非常に、でかい気がした。

「んぁ、はあ、ど、どうぞっ…、押してください…んっ」

そして、俺は意を決して乳首を押した。
ぴんぽーん、の音の変わりに男は派手な喘ぎ声を上げた。

「あああっ、あん、アッ、も、もっとぉ…もっと、おしてくださ…アアッ!」

なんかもう俺は面倒になって両方同時にぴんぽんしてやった。男は喜ぶ。ズボンにパンパンにテントを張ってちんこも喜んでた。

こんな変態の所為で俺の唯一の楽しみがつぶされたと思ったら、無性に腹が立った。
だからその二つの乳首を思いっきり引っ張ったりぐりぐりしたり爪を立てたりしていじめてやった。なのに、

「ひい、あ、あっ、あ゛ー、きもち、あんっ、もっとしてぇ!ああああ゛あ゛!あっ」

すごい喜ばれた。それにまた腹がたってびんびんはじいたり、たまたま持ってたボールペンの先でぶすぶす指したりした。

「あ゛ー!あ、や、いた、きもちいよぉ…あん、ちくびぃ…乳首まっくろになっちゃう…んっ、らめ、きもちいぃぃ!」

なのに、男はますます善がりはじめ、乳首とちんこを膨らませていた。更にでかくなった乳首は快感も倍になったようだった。
全然ダメージを与えられないことにあせった俺は、服につけてあった安全ピンを乳首に刺した。

「ひぎいぃぃいあっ、ああああ゛あ゛あ゛!!!イクッ、あ゛っ、らめっ、い゛っちゃうううううっ!!」

イった。乳首に安ピン刺してびくんびくんしながらイった。
男はうっとりしながら余韻に浸っていた。

なんだか窮屈に感じて目線を下げると俺のズボンもテント張ってた。なんでだ。

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -