鬼叺 novel | ナノ
墜落論2

!京天←雨
 雨天のセックスを京が見てるだけ。





「天馬、僕は優しいよ。僕にしなよ。」
「だ、だめ、俺には剣城が、」
「怒らせないでよ、酷くするよ。」

……なーんてね。

既に服は脱がせてあるから、そっと押し倒して始めるだけ。
あー、ドキドキしてきちゃった。

だって、天馬だよ。
僕の大好きな、大好きな天馬だよ。
剣城くんがいるからって我慢してたのに、今から天馬とエッチなことできるんだよ。
本当に最高な気分だよ。

でも、いきなり剣城くんに、天馬とセックスしてみないか、って言われたのには吃驚したなぁ。
何考えてるのか全く分からないけれど、僕には願ってもない相談な訳で。
二つ返事で今、この状況。
剣城くんは嫌いだけど、今日だけは好きになれそう。

「天馬は、エッチしたことある?あるよね。剣城くんだもんね。」
「やっ、太陽っ!」
「けど、剣城くん以外は初めてでしょ。嬉しいな。僕、ずっと天馬とエッチなことしたかったんだ。」
「聞きたくないっ!!」
「大丈夫、怖くないよ。剣城くんも見ててくれてるしさ。」
「っ!い、やぁ……。」

あらら、マジ泣きしちゃった。
だけど、すぐに僕が泣いてる暇もないくらい気持ち良くしてあげる。
ついでに惚れて、僕に乗り換えてくれると嬉しいな。

天馬の胸に当てた手をつつつ、と滑らせて、完全に萎えきっている天馬の可愛いところを握って上下に扱く。
段々大きくなってきたそこに、軽くキスをすると天馬の身体が大きく跳ねた。

僕無しじゃいられない身体になあれ。



12/02/07

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