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「まァ、そういうことだから」




ある日の昼。お登勢さんの隣にはキャサリンがいた。更正すると誓ったキャサリンをもう一度雇うことにしたらしい。(ホント、お登勢さん優しいんだから)

「ゴ迷惑カケマシタガマタヨロシクオ願イシマス」
『今度は何もしないで下さいね』
「ハイ。二度トシマセン」

キャサリンも随分反省しているみたいだ。まァそれ以前にお登勢さんが決めたことには口出ししないと決めている。






キャサリンが働き出して一週間が経ち、何事もなく日々がすぎていく事に、本当に更正した事がわかり私はキャサリンを受け入れた。


「なまえサン、紅茶入レマショウカ?」
『あっありがとうキャサリン』



「アッ」
『!あっつァつァァァ!!』
「スイマセン。手ガスベリマシタ」
『手がすべっ!?おまっ上からかけたよね!?今上から思い切りかけたよね!?』
「手ガスベリマシタ」
『キャサリぃぃぃン!?』

ただ、時々私の前で現れるドジなキャサリンがもしかしたら私を殺そうとしているんじゃないかと思うのはお登勢さんに今度話してみよう。






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